St. Vincent - Bill Murray Sings Bob Dylan - The Weinstein Company
(原題:St. Vincent)
----もう。頭きちゃった。
昨日はとても大事な日なのに忘れたでしょ?
フォーンの三回忌。
「ごめんごめん。
決して忘れていたわけじゃないんだけど、
PCに向かうことができなくて」
----まあ、確かに最近は忙しいようだしね。
この一年のこのブログも惨憺たるありさま…。
でも今日、こうやって顔を出してくれたからには
何かお話してくれるんだよね。
11年目に突入したわけだし…。
「そうだね。
じゃあ、最近の恒例、
まずはTwitterからの引用」
『ヴィンセントが教えてくれたこと』。
不真面目でシニカルで人づきいはほとんど放棄。でも時折その顔に寂しい影が。
そんなビル・マーレイのバックに流れる曲は…。
----あれれ。
映画のことほとんど喋っていないじゃニャい。
「うん。
お話自体はたいしたものじゃないからね。
いわゆる偏屈じいさんヴィンセント(ビル・マーレイ)と12歳の子供オリバーのお話」。
----偏屈じいさんと言うと、
フォーンはジャック・ニコルソンを思い出すニャあ。
「『恋愛小説家』だね。
まあ確かに、人付き合いが苦手なところは似ているかな。
ただヴィンセントの場合は、
あのニコルソンが演じた小説家のように成功した男ではない。
酒とギャンブルが生きがい。
そのギャンブルも負けが込んでいて
馬で一発逆転を狙っている」
---でも子供と知り合ったことで変わってゆくってんでしょ…。
よくある話じゃニャい。
「いやいや。
そこがそう簡単にはいかない。
このオリバーという子は
隣に越してきたシングルマザー、マギー(メリッサ・マッカーシー)の連れ子。
そのシッターを頼まれたヴィンセントは真っ先に金の交渉。
しかも子供がいることなどお構いなしに汚い言葉を連発。
行きつけのバーやギャンブルへと彼を連れまわす。
ときに彼の唯一の話し相手、
妊娠中のロシア人ストリッパー、ダカ(ナオミ・ワッツ)がいても
堂々として悪びれることはない。」
---ニャんだかひどいニャあ。
でも、このままじゃあ、
お話が終わるはずはないよね。
「うん。
四六時中、一緒にいるオリバーだからこそ、
ヴィンセントの素顔が見えてくる…。
なんて、
まあ、やはりよくある話なのかもだけど、
ビル・マーレイが演じると、これが説得力があるんだ。
この映画は、
まずはビル・マーレイありき。
そう言っても過言ではないだろうね。
音楽もそんな彼に寄り添うかのように、
ジェファーソン・エアプレインの『あなただけを』という
60年代を代表するサイケロックを目いっぱいの音量で聞かせてくれる。
ぼくは、ここでまず『これは…』と襟を正したね。
そして、締めくくりは(これ言ってもいいんだろうな。
すでにネットで正式配信されているし…)
ボブ・ディランの『Shelter From the Storm』を
鼻歌で歌ってくれるんだ。
もう、それだけでぼくの胸はいっぱいになったね」。
フォーンの一言「猫さんも出てくるらしいのニャ」
※自分は缶詰でも、猫にはいい餌を…と、この姿勢も嬉しい度
こちらのお花屋さんもよろしく。
こちらは噂のtwitter。
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画像はオフィシャル(壁紙ダウンロードサイト)より。
(原題:St. Vincent)
----もう。頭きちゃった。
昨日はとても大事な日なのに忘れたでしょ?
フォーンの三回忌。
「ごめんごめん。
決して忘れていたわけじゃないんだけど、
PCに向かうことができなくて」
----まあ、確かに最近は忙しいようだしね。
この一年のこのブログも惨憺たるありさま…。
でも今日、こうやって顔を出してくれたからには
何かお話してくれるんだよね。
11年目に突入したわけだし…。
「そうだね。
じゃあ、最近の恒例、
まずはTwitterからの引用」
『ヴィンセントが教えてくれたこと』。
不真面目でシニカルで人づきいはほとんど放棄。でも時折その顔に寂しい影が。
そんなビル・マーレイのバックに流れる曲は…。
----あれれ。
映画のことほとんど喋っていないじゃニャい。
「うん。
お話自体はたいしたものじゃないからね。
いわゆる偏屈じいさんヴィンセント(ビル・マーレイ)と12歳の子供オリバーのお話」。
----偏屈じいさんと言うと、
フォーンはジャック・ニコルソンを思い出すニャあ。
「『恋愛小説家』だね。
まあ確かに、人付き合いが苦手なところは似ているかな。
ただヴィンセントの場合は、
あのニコルソンが演じた小説家のように成功した男ではない。
酒とギャンブルが生きがい。
そのギャンブルも負けが込んでいて
馬で一発逆転を狙っている」
---でも子供と知り合ったことで変わってゆくってんでしょ…。
よくある話じゃニャい。
「いやいや。
そこがそう簡単にはいかない。
このオリバーという子は
隣に越してきたシングルマザー、マギー(メリッサ・マッカーシー)の連れ子。
そのシッターを頼まれたヴィンセントは真っ先に金の交渉。
しかも子供がいることなどお構いなしに汚い言葉を連発。
行きつけのバーやギャンブルへと彼を連れまわす。
ときに彼の唯一の話し相手、
妊娠中のロシア人ストリッパー、ダカ(ナオミ・ワッツ)がいても
堂々として悪びれることはない。」
---ニャんだかひどいニャあ。
でも、このままじゃあ、
お話が終わるはずはないよね。
「うん。
四六時中、一緒にいるオリバーだからこそ、
ヴィンセントの素顔が見えてくる…。
なんて、
まあ、やはりよくある話なのかもだけど、
ビル・マーレイが演じると、これが説得力があるんだ。
この映画は、
まずはビル・マーレイありき。
そう言っても過言ではないだろうね。
音楽もそんな彼に寄り添うかのように、
ジェファーソン・エアプレインの『あなただけを』という
60年代を代表するサイケロックを目いっぱいの音量で聞かせてくれる。
ぼくは、ここでまず『これは…』と襟を正したね。
そして、締めくくりは(これ言ってもいいんだろうな。
すでにネットで正式配信されているし…)
ボブ・ディランの『Shelter From the Storm』を
鼻歌で歌ってくれるんだ。
もう、それだけでぼくの胸はいっぱいになったね」。
フォーンの一言「猫さんも出てくるらしいのニャ」
※自分は缶詰でも、猫にはいい餌を…と、この姿勢も嬉しい度
こちらのお花屋さんもよろしく。
こちらは噂のtwitter。
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画像はオフィシャル(壁紙ダウンロードサイト)より。