-----この映画の車、どこかで見たことある。
もしかして何かのリメイクでしょ?
「実はそうだったんだよね。
邦題があまりにもすっとぼけてたから考えもしなかったけど、
これはシリーズ化するほどヒットした『ラブ・バッグ』、
その21世紀版だったのさ」
-----その『ラブ・バッグ』って、
よく聞くタイトルだけど、いまいちクエスチョン。
もしかして車が喋ったりするの?
「いや、そこまではしないけど、感情を持っていて、
ドライバーの思惑をよそに、勝手に走っちゃう。
この映画では、かつてレースで活躍したフォルクス・ワーゲンのハービーが
スクラップ場でヒロインに拾われ、紆余曲折ありながらも
アメリカのモータースポーツの最高峰NASCARに出て大活躍するって話さ」
-----ちょ、ちょっと紆余曲折って?
それはしょりすぎじゃないの?
「ごめんごめん(笑)。でも悪い意味じゃなくて
こういう映画は細かいストーリーはあまり関係ない。
いかに楽しませてくれるかがポイントだ。
ヒロイン役は『ミーン・ガールズ』も記憶に新しいリンジー・ローハン。
彼女のライバルとなるイヤミなスター・ドライバーにマット・ディロン。
彼はロードレースでハービーに負けたことが悔しくてならない」
-----あれっ、マット・ディロンは俳優でしょ?役名は?
「いや、これで十分。
この映画は俳優で説明した方が映画のイメージが出しやすい」
-----ということはキャスティングがハマってるんだ?
「そう。そのとおり。
マット・ディロンはハービーが普通の車でないことに気づき、
リンジー・ローハンに、レースでそれぞれの車を賭けることを提案。
それに抗議してハービーはレース中にエンストを起こしちゃうのさ」
-----えっ、ハービーって人が喋ってることが分かるんだ?
「そういうこと。それだけじゃなく
イヤな相手にはガソリンやオイルを吹きかけたり、
ボンネットでアッパーパンチまで食らわしちゃう。
さて、負けたハービーはマット・ディロンに連れて行かれ、
クラッシュ&スピンの見世物ショーで、
あわれモンスター・トラックの餌食にされそうになるが...」
-----分かった分かった。もういいよ。
つまり話はベタだけど、楽しい映画ってわけだ。
新しい要素とかもあるの?
「うん。オリジナルの『ラブ・バッグ』が作られたのって1969年。
その年はアメリカン・ニュー・シネマ全盛で
『イージー・ライダー』なんかが生まれている。
でも全米で最高の興行収入を挙げたのは、この『ラブ・バッグ』だったんだ。
それを意識してか最初のレースシーンでは、
『ボーン・トゥ・ビー・ワイルド』、
なんと『イージー・ライダー』の挿入曲が流れる」
-----おっ、カッコいいな。
「他にもT.Rexの『メタル・グルー』とかも使われていて、
年配の人の郷愁を誘うようにも作られている。
でも基本はポップ&キュート。
ハービーはヘッドライトを使ってウインクしたり、
バンパーを曲げて笑顔を作ったり。
さらにはニュー・ビートルをナンパまでしたりと、ユーモアもいっぱい。
場面転換のワイプがハービーの形というのもウケる。
それでいてレース・シーンは迫力満点。
クライマックスではスケボーにヒントを得た
スーパー・ミラクル走行を見せてくれる。
これぞみんなが楽しめる、ほんとうのポップコーン・ムービーだ」
-----でも、この邦題はないよね?
「うん。ぼくもそう思う」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「まさか、一年後にリンジー・ローハンが…」
※ハービーかわいい度
人気blogランキングもよろしく
☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
もしかして何かのリメイクでしょ?
「実はそうだったんだよね。
邦題があまりにもすっとぼけてたから考えもしなかったけど、
これはシリーズ化するほどヒットした『ラブ・バッグ』、
その21世紀版だったのさ」
-----その『ラブ・バッグ』って、
よく聞くタイトルだけど、いまいちクエスチョン。
もしかして車が喋ったりするの?
「いや、そこまではしないけど、感情を持っていて、
ドライバーの思惑をよそに、勝手に走っちゃう。
この映画では、かつてレースで活躍したフォルクス・ワーゲンのハービーが
スクラップ場でヒロインに拾われ、紆余曲折ありながらも
アメリカのモータースポーツの最高峰NASCARに出て大活躍するって話さ」
-----ちょ、ちょっと紆余曲折って?
それはしょりすぎじゃないの?
「ごめんごめん(笑)。でも悪い意味じゃなくて
こういう映画は細かいストーリーはあまり関係ない。
いかに楽しませてくれるかがポイントだ。
ヒロイン役は『ミーン・ガールズ』も記憶に新しいリンジー・ローハン。
彼女のライバルとなるイヤミなスター・ドライバーにマット・ディロン。
彼はロードレースでハービーに負けたことが悔しくてならない」
-----あれっ、マット・ディロンは俳優でしょ?役名は?
「いや、これで十分。
この映画は俳優で説明した方が映画のイメージが出しやすい」
-----ということはキャスティングがハマってるんだ?
「そう。そのとおり。
マット・ディロンはハービーが普通の車でないことに気づき、
リンジー・ローハンに、レースでそれぞれの車を賭けることを提案。
それに抗議してハービーはレース中にエンストを起こしちゃうのさ」
-----えっ、ハービーって人が喋ってることが分かるんだ?
「そういうこと。それだけじゃなく
イヤな相手にはガソリンやオイルを吹きかけたり、
ボンネットでアッパーパンチまで食らわしちゃう。
さて、負けたハービーはマット・ディロンに連れて行かれ、
クラッシュ&スピンの見世物ショーで、
あわれモンスター・トラックの餌食にされそうになるが...」
-----分かった分かった。もういいよ。
つまり話はベタだけど、楽しい映画ってわけだ。
新しい要素とかもあるの?
「うん。オリジナルの『ラブ・バッグ』が作られたのって1969年。
その年はアメリカン・ニュー・シネマ全盛で
『イージー・ライダー』なんかが生まれている。
でも全米で最高の興行収入を挙げたのは、この『ラブ・バッグ』だったんだ。
それを意識してか最初のレースシーンでは、
『ボーン・トゥ・ビー・ワイルド』、
なんと『イージー・ライダー』の挿入曲が流れる」
-----おっ、カッコいいな。
「他にもT.Rexの『メタル・グルー』とかも使われていて、
年配の人の郷愁を誘うようにも作られている。
でも基本はポップ&キュート。
ハービーはヘッドライトを使ってウインクしたり、
バンパーを曲げて笑顔を作ったり。
さらにはニュー・ビートルをナンパまでしたりと、ユーモアもいっぱい。
場面転換のワイプがハービーの形というのもウケる。
それでいてレース・シーンは迫力満点。
クライマックスではスケボーにヒントを得た
スーパー・ミラクル走行を見せてくれる。
これぞみんなが楽しめる、ほんとうのポップコーン・ムービーだ」
-----でも、この邦題はないよね?
「うん。ぼくもそう思う」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「まさか、一年後にリンジー・ローハンが…」
※ハービーかわいい度
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なんだか楽しさが倍増しました。
感情表現が豊かなハービーにはとっても魅力がありました。
ラストの恋したハービーのオチが素敵でした。
同行者さえ触れてくれない小田和正ネタをいじってくれてありがとうございました(笑)
小田和正と映画ネタ。
無理矢理つなげるならば、
あの武道館コンサートの「言葉にできない」でしょうか。
映画『ひまわり』のひまわり畑のシーンを
高い権利料を支払ってバックに流していましたね。
『恋するハービー』で続編作るのもありかも。
あのラストは、ニュービートルを巧く使ってました。
リメイクって知りませんでした…
おっしゃるように、この邦題は駄目ですよね…
内容は良いんですが、邦題で損をしているかもしれませんね。
コメントありがとうございます。
リメイクということを
宣伝側はあまり伝えようとしていないみたいですね。
でも、ここまで長たらしいタイトルだと、
B級映画に見えてしまう。
なかなかのできなのに損してるなって思います。