ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『戦火の馬』

2012-04-02 22:44:48 | 映画
(原題:War Horse)



----- 映画の日に、
フォーンが観に行ったのはこれ『戦火の馬』
スピルバーグ監督作ってことで安心ということかニャ。
実際、映画館は始まってけっこう経つのに、
人が多かったしね。
しかも、かなりの年配の人ばかり。
お話の方も、すぐ想像ついちゃうしね。

少年の父親が変な意地で買っちゃったサラブレッド。
少年は、その馬を飼いならし
農耕馬としても活躍。
ところがせっかく耕した畑も、
その年の悪天候で農作物の収穫ができなくなっちゃう。
折しも、第一次世界大戦が勃発。
馬は軍人に売られて、戦争に徴用されてしまう。
で、そこからがこの馬の苦難の日々が始まる…。
馬は、その買った軍人の戦死により、
少女にかくまわれたり、
敵国ドイツの兵器を運ぶことに使われたり…。

観ていて気づいたんだけど、
映画中盤あたりから、
馬の目線を軸に描いているんだよね。
だから、フォーンの感情の動きもその馬に添っていく。
仲間の馬の代わりに自分が荷役を買って出たりするとこは、
ちょっとできすぎじゃないかと思ったけど、
でも、息苦しかったね。
で、実は、そのことが、えいには気に食わないらしい。
『おそらくCGも多用されているとは思うけど、
馬があんなに苦しそうにしているのは観ていてつらい。
クライマックスの鉄条網を引きずり、
体に巻き付けているシーンは、
もう、痛ましくって痛ましくって…』だって。
でも、よかったところはニャいの?っていいたら、
『やはり撮影かな。
噂の夕陽を背景にシルエットの
「風と共に去りぬ」シーンに限らず、
映像がテクニカラー時代のアメリカ映画を思わせる。
ただ、最初からジョン・ウィリアムズの音楽が
映像に寄り添いすぎていて、
これでいいのかなあ?という気にはなったね』とのこと。
でも、フォーンは、馬の受難を通して、
戦争のむごさを見せつけた映画になっていたと思ったニャあ。

(byフォーンwithえい)

フォーンの一言「でも、あのラストは好きニャ」ぱっちり

※よくできてはいるけ度


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