ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『サーフズ・アップ』

2007-10-06 00:31:13 | 新作映画
(原題:Surf's Up)


----ペンギンのアニメって
ちょっと前にもあったよね。
同じような企画が続いている気がするけど…。
「うん。でもこの映画はミュージカル仕立てだった
『ハッピー フィート』とはまったくアプローチが違う。
最初はぼくも二番煎じと食指が乗らなかったんだけど、
さすが日比谷スカラ座のチェーンで公開するだけあって
なかなか凝った作りになっている」

----どういうこと?
「物語自体はシンプル。
伝説のサーファー“ビッグZ”に憧れる
イワトビペンギンのコディが
サーフィン・ワールドカップに臨むというもの」

----ふうん。それのどこが凝っているの?
「そうだね。まず、その構成が
インタビュー仕立てになっているところ」

----ん?よく意味がわかんないニャあ。
「主人公のコディだけではなく
他の登場人物それぞれに対してインタビューが行なわれ、
それに答える形で話が進むんだ。
しかもそのコメントの中身が過去の回想に及ぶに至って
映像が古いフィルムのように
褪色してピントも甘くなり、
さらには雨まで降る(傷が入る)」

----ニャるほど。それは確かに凝っているニャあ。
「それによって、
今度は逆にサーフィンの映像を際立たせるんだ。
とりわけ、チューブライド、
パイプラインの中のサーフィン映像は
もう目を見張る美しさ。
もう、CGということを忘れて
恍惚としてしまう。
昔、CGは水が一番難しいと言われたけど、
隔世の感があるね」


(byえいwithフォーン)

フォーンの一言「フォーンも水は怖くないのニャ」ご不満

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