ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

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『ディセンバー・ボーイズ』

2007-10-23 23:52:35 | 新作映画
※映画の核に触れる部分もあります。
鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。


(原題:December Boys)

-----“ディセンバー・ボーイズ”?
これって“12月の少年たち”という意味だよね。
「うん。カトリック教会付属の孤児院で育った少年たちのお話。
彼らは、 『この道は母へとつづく』の孤児たちと同じく
いつの日か自分が引き取られていくことを夢見ている。
そんなある日、12月生まれの少年
マップス、スパーク、ミスティー。スピットの4人が
海辺で年末の夏休みを過ごすことを許されるんだ」

----年末なのに夏休み?
冬休みの間違いでは…。
「いや。舞台がオーストラリア、南半球だからね。
彼らはそこで子供を授からない若い夫婦と親しくなる。
夫婦が4人の中から一人を養子にもらおうと思っていることを知ったミスティーは
身なりを整えて早起きを心がけるなど、
どうにかして彼らに気に入られようとし始める。
それまではこっそり雑誌で女性の水着姿を覗き見たり、
タバコを喫ったリ、ビールを回し飲みしたりしていただけに、
周りはその返信を怪しみ始める。
片やミスティーも巡回の牧師に告解するなど、
細かいエピソードの積み重ねがこの映画を盛り上げていく。」

-----たしか、ダニエル・ラドクリフが出ているんだよね。
「そう。実は彼だけが年長。
他の少年と一緒にいると少し浮いて見える。
そのため最初、これは少しキツいなと思っていたんだけど、
最後はきっちり彼の存在が前面に出てくる
見事な脚本になっていたね。
そうそう、言い忘れたけど、
この作品は大人になったミスティーの回想と思考によって描かれるんだ。
4人という人数も含めて『スタンド・バイ・ミー』を
意識している気がしたな」

----ニャるほど。
ラドクリフについてもっと教えてよ。
「実はこの映画、
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の間に作られている。
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』で彼はシリーズ初のキスシーンに挑戦して話題となったけど、
なんとここでは彼の恋が描かれるばかりか
キスに加えてもっと先まで体験している」

----うわあ。それはファンとしては複雑だよね。
「でも、それでも観た方がいいだろうね。
なんとラドクリフは歌まで歌っているからね。
それもThe Creedence Clearwater Revivalの
『Who'll Stop The Rain』。
これは嬉しかったね」


※ここでThe Creedence Clearwater Revivalの
『Who'll Stop The Rain』をYou Tubeよりご紹介。
ただしこの映像は、比較的最近のもののようです。


http://www.youtube.com/watch?v=3RNDNlhYl58

----そうか、えいはCCR好きだものね。
でも、映画としてはどうニャの?
「この映画は、『おもいでの夏』に始まる
“あの夏、ぼくは大人への階段を上がった”パターンの映画。
カーニバルなんかも出して、
夏の終わりの切なさをさらにかき立てる。
ただ、クレームを一つだけ。
この歌の生まれた時代から考えて
大人になった彼らはどう見ても老けすぎている。
それだけが不満だね。
せいぜい40代後半から50代前半じゃなくっちゃ」


         (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「甘酸っぱそうだニャあ」もう寝る

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画像はアメリカ・オフィシャルより。
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