ハッピー・ナチュラル・スローな日々in 高知

人とペットのナチュラルショップ TAKAが繰り広げる日々のアレコレ

フードの粒の長さ、コープ自然派の仕込み味噌、農家を応援するお米

2023年03月01日 18時58分39秒 | 仕事にまつわるヨモヤマ話
 今日から3月。昨日までバタバタしていましたが、少し時間が取れたのでブログを書いています。

 先日、お客様から、シンプル・セレクト・ドッグフードまぐろ&太刀魚の粒の長さが、前回送ってもらったものよりも長いものが多くて、食べづらいという報告がありました。ロットが違うため、あらためて製造報告を調べてみました。

 前回お送りしたロットは、成形・乾燥段階で粒の縮みがあり、粒の長さが、通常よりも短くなっていました。長いと報告のあったロットは、従来通りで粒の縮みもなく、できていました。この違いは、原料の産地の違いや、季節ごとの原料成分の若干の違いが関係していると思われます。同じ種類の米粉や小麦粉であっても、収穫や製粉ごとに微妙に水分値や栄養素は違います。それが、フードの粒の成形に影響を与えてしまうんです。 

 フード成形の乾燥時に粒の縮みがありますと、乾燥網から粒が落ちてしまい、製造量が極端に減ってしまいます。短い粒のときは、いつもの半分位の製造量でした。

 長い粒を除く=廃棄することになり、その分、フードの値段も上げざるをえなくなりますので、長い粒も選別しておりません。その長い粒が、お客様にお送りした分に、多めに入ってしまったのだろうと推測いたします。

 なるべく、均一な粒になるよう配慮いたしますが、このような諸事情がありますので、与える際にはご面倒をおかけすることになりますが、何卒ご理解いただければ幸いです。今回のご指摘から、今後のラベルには、「原料の特性上、長いものが混入します」を加筆することにいたしました。

 限られた原料で成形するために、何度も失敗しながらも、試験製造を1年半行い完成したシンプル・セレクト・ドッグフード。至らぬ点はあると思いますが、今後ともできるところは改善して、よりよいフード作りに努めていきたいと思います。


 コープ自然派から、仕込み味噌が届きました。



 お味噌屋さんで、原料を全て混ぜるところまでしていただいて、お家では用意した容器に入れて熟成するというものです。仕込みまでは同じなのですが、熟成で味は少しずつ変わるとのこと。各家庭の環境がそれぞれだからでしょう。今年初めてのトライですが、できあがりが楽しみです。

 コープ自然派の農家を応援するお米



 令和3年と令和4年のお米のブレンドで、慣行栽培より農薬は控えめ。コープ自然派では、環境に配慮した無農薬栽培のお米作りを広げていて、農家を応援するお米は、徐々に農薬を減らしていく過程のものです。このお米作りに賛同された農家さんが多く、お米がたくさんできてしまい、余り気味とのこと。

 それで試しに購入。5kg入り980円(画像は第二弾ですが、第一弾は980円と第二弾より安い)。食べてみたら、すごく美味しい! コシヒカリとユメピリカのブレンドだったかな。美味しかったので、実家にも送りました。環境に配慮したお米作りがもっと広まればと思います。

 コープ自然派は、近畿、四国を中心とした生協。宅配もしてくれるし、販売しているものは、かなりよくて、しかも値段もあまり高くない。抗生物質や遺伝子組み換え飼料を与えていないお肉でも、スーパーとあまり変わらない値段です。さまざまな食と農・医療などの情報も得られるので、お勧めの生協です。

最近借りた本



・現代農業の1月号
 浅耕・不耕起、どぶろくづくり特集。どぶろくが家庭でも簡単に作れることが分かりました。現代農業の本は、農家さんの知恵がたくさん詰まっていて面白いです。家庭菜園をしている母も、面白いと言っています。

・日本を危機に陥れる黒幕の正体
 世界はどうなっちゃているの? と思って手にした本。対談本なので、読みやすいです。

・80歳の壁
 売れているというので、読んでみようと。


我が家のリボベジ

・自然栽培の小松菜のリボベジ
 周りのネギもリボベジ。若葉を見ていると、元気が出てきますね。



・自然栽培の水菜のリボベジ
 珍しい赤色の種類





 体調管理が難しい時期です。無理をしすぎず、過ごしたいと思います。


 
 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 少し春のきざし | トップ | いろいろあった1週間 »
最新の画像もっと見る

仕事にまつわるヨモヤマ話」カテゴリの最新記事