山頂案内はどこかに
固定しないといけません。
ここで一番注意しないといけないのは、
環境への負担がないように
しないといけないですね。
なのできつい針金で固定
というのはいけません。
もしそういうことをするなら、
山頂にあるテーブルとかに
固定になりますね。
でもまあそこにそんなのが
あるかどうかはわかりませんから、
針金案は却下です。
環境のことを考えたら、
少し頑丈そうな紐でくくり、
それが朽ちたら案内が外れて
自然に帰っていくというのがいいですね。
そんなたいそうな気持ちで
つけるものではないですから、
すべて自然のままに目について、
自然のままに朽ちて
消えていくというのがいいでしょう。
じゃあ固定するためには、
案内に穴をあけて、
ひもを通しておく必要があるでしょう。
これまで行った山では
どんな感じでついていたかなあ
と思い出そうとしますが
あきませんね。
そうそう写真があるかもと
思い見返したりしますが、
様々です。
まあ初めての取り組みですから
とりあえずは、板の両側に
あなをあけておくことにしましょう。
そうして出来上がったのが、
こんな山頂案内です。
これが裏面。
ではこれを持って、
大福山に向かいましょう。
コースは、桃の木台から
俎石山に登った道をたどり、
その先の大福山へと
向かう往復道です。
車で26号を走り、
箱作りランプに向かいます。
そこから桃の木台を上がってゆき、
サンヒル都の先の登山口に
約1時間くらいで到着です。
このあたりは知り合いが
二家族住んでいるんですが、
どこに住んでいるのか
家がいっぱいあってわかりません。
だいたい標高が145mくらいの
登山口に車をとめて、
さあでは登ってゆきましょう。
大福山の高さは427mなので、
標高差は単純には280mくらいです。
チンタラ歩くにはぴったりですねえ。
時刻は午前10時です。
少し歩いて海の方を見ると、
桃の木台の住宅地が見えてきます。
このあたりの開発で採取した土石が、
これもまた遠くに見える
関空に使われているんですねえ。
しばらく舗装された登りの散歩道が続きます。
そしており返してなおも登ってゆくと、
左に登山道が始まります。
開かれた散歩道からいきなり
山道に入ってゆきますので、
何となく期待が高まりますね。
しばらく進んでいくと小さな橋があります。
さあここから道は
どんどん上り始めます。
今の季節の山道はどうなんだろう。
花は咲いているのかな
とか思いながら歩いて行きますと、
ミズヒキの花が咲いていますね。
細長い花の茎に赤い小さな花が
咲いています。
これがねえ、写真はとてもとりにくい。
ひとつの花にピントを合わせると
他の花がぼやけてしまうんだよね。
ついついカメラを向けなく
なってしまいます。
やがて道の右側に池が現れます。
ここがねえ、春に来た時は
大量のオタマジャクシが泳いでいたので、
あれが全部親になったら
さぞやうるさい池に
なるやろなあと思っていたのですが、
とても静かにたたずんでいました。
ふと見ると、いがぐりが
いっぱいおちていますよ。
まあどれも開いていて、
ここを上る人も多いから
もう収穫されているみたいです。
そしてしばらく行くと、
山桜の木が何本かあって、
そこから階段が始まりました。
この山はなだらかな山なんですが、
尾根道に出ていくまでのここの階段が、
このコース中で最大の難所です。
このあたりで上から
登山者の人が降りてきました。
結構人の多い山ですから、
ある意味人の目があって
安全な登山が
できるわけですねえ。
続く