ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

祭りはないけど神事はあった

2020年10月11日 21時17分35秒 | 最近の出来事

今日は本来だったら祭りの日です。

我が市の山手の方の
だんじり祭りでは、
例年なら昨日と今日で
二日間の祭りをやっています。

8町パレード、12町パレード
なんかで世間を騒がせています。

ところが今年は、
コロナのおかげでだんじりの曳行もなく、
静かな初秋を迎えているわけです。

各町でそれなりに
いろんなことはやっています。
青年団員5名くらいで纏をかついで
静かに神社にお参りに
来る町もありましたし、
町内で太鼓だけを鳴らしている
町もあります。

我が町では、一応祭り時の
飾りだけをして、だんじりの
荒ぶる心を押さえようとしています。

まあ祭りがないというだけで、
静かな静かな秋を迎えているわけです。

祭りの中でも絶対欠かせない
行事があります。
それが宮入です。
神社内にだんじりがすべて集まって、
氏子代表や町会関係者、
だんじり関係者が神社の本殿内に
集まりお参りをするという行事です。

これは神事という事になっており、
我が町の神社では神事日程に
組み込まれています。
なので、今年は氏子総代だけで集まり、
静かにお参りだけを行う
という事でおこなわれる
ことになっていました。

各町2名づつで7町の
氏子代表による静かなお参りです。

これまでの神主が引退して、
その息子が新たに神主となり
神事を行います。
それにしても初めての神事が、
コロナによる小規模神事
という事でその息子にとってみれば
印象的なお参りになったことでしょう。

そうそうそういえば、
神主が変わってから、
息子の拍手はとてもうまく
なりましたねえ。今までも
それなりに神主代わりに
お参りをするときもあったのですが
やはり神主の拍手にはかないません。
それが、今になってようやく
神殿に向かって頭を下げた後
行う拍手が、パンパンと
とてもきれいだったのです。

腕を上げたなあと、
言ってやりたくなりました。

その時までかあかあと泣いていた
カラスの鳴き声が一瞬やんだほどでした。

そしてもう一つが、
doironが代表として
先頭でお参りの物事を
行わねばならないということです。

う~ん、そつなく
行わなければなりませんね。

そんな「例大祭」といわれる
神事に今日参加してきました。

スーツを着て、こんなかみしもを
付けてのお参りです。



本殿内にぞろぞろと入ってゆき、
doironはその先頭に座り、
神事は始まります。

氏子はすべてマスク着用で
神主は祝詞などを挙げるときに、
マスクを外すという感じで
進んでいきます。

漢字でいろんな名前のついた
儀式を神主が行い流れてゆきます。
そして祝詞をあげたあとで、
氏子による玉串奉納が行われるのです。

まずdoironが行います。

玉ぐしを受け取り、
その枝が神殿のほうに向くように置き、
二礼二拍手一礼をするのです。

下手な動きをしてはいけませんね。
背筋をピンと張って
厳かに取り掛かってゆきます。

気を付けたのは二拍手のときです。

神主同様にきれいな拍手を
しなければと気合を入れました。

まずは一拍手目。

「ペチッ」と情けない音です。
カラオケで歳取ったおじいちゃんが
酔っぱらって「イヨッ」とか
いいながら拍手しているみたいです。

一瞬で気持ちは舞い上がりましたね。
これは二拍手目は頑張らないとと、
打った拍手はお見事でした。

「パチッ」

ともう本殿内に響き渡る音が出ましたよ。
カラスも拍手をしてくれました。

あとで、他町の代表さんに
「二泊目は気合入ってたなあ」
といわれました。へへ。

見ていたら、いろんな人がいます。
ペチペチと全く気合の入っていない
人がいたり、玉ぐしを落としそうに
なったりとはらはらしましたね。

まあそれでも無事に
全員の玉串奉納は終わり、
例大祭も終了です。

最後にお神酒をもらって
紅白まんじゅうをいただいて解散。

神様、あれでよかったですかねえ。

来年はきっと、祭り関係者も入れて
にぎやかに太鼓の音を聞きながら、
例大祭ができるよう
お願いしときますねえ。