ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

四国巡礼四番大日寺

2017年07月06日 20時55分53秒 | ウォーキング

さあ、四国結願の日の朝を迎えました。

そんな記念の日の早朝に
起きて散歩にいくつもりが、・・・
むむむ天気は土砂降りでした。

窓を開けて徳島市内を眺めただけで、
阿波踊りを踊ってしまうほど
びっくりしましたな。

でも天気予報ではすぐに上がる
とのことなので、気を取り直して
朝食に行き食べていますと、
確かに雨は小降りになってきたようです。

今日は全部で4寺です。
結願目指して頑張って
ホテルをスタートした我々なのでした。

バスの中から四国の町の
様子を眺めますと、
おお~一つのことを発見しました。

雨の中、自転車に乗ってる人を見ると、
な、なあんと全員カッパです。
頭が剥げているんでも、
背中にカメを背負っているんでもなく
傘をささずに合羽を着て
移動しているのです。

道交法がしっかり浸透しているんですね。
大阪もそうなんかなあ?
そんな景色を見ながら、
まず4番の大日寺を目指します。

四国詣でで3つ目の最後の大日寺です。



ここは東寺真言宗で
最高の仏である大日如来を
本尊にしているそうだ。



四国遍路に対しては、
非常に厳しい信念を持っておられるお寺で、
時間の遅れにも厳しいし、
遍路のルールに対して
厳しい考え方を持っているお寺のようだ。

添乗員さんにもつらいそうです。
まあ40人以上連れているから
色んな人がおられるんでしょう。

では結願本日の一番目のお寺として
厳かにお参りしましょう。

山門の作り方がここでは特徴があります。
一階が角柱で二階が丸柱という
作り方が変わっているそうです。



ここではこれを絵にしようかな
と思ったのですが、
なかなかdoironの技術では
絵にしにくいなと思ってました。



で、その山門を過ぎたところに、
蓮が植えられた小さなカメが
いくつか置かれており、
その中に色とりどりの
変わったメダカが入れられていました。



蛍光色のメダカはとてもきれいでしたが、
こういう山寺で見る
「白いメダカ」が印象的でしたので、
ここではこれを絵にすることにしました。

白いメダカはとても印象的でしたが、
その飼われているカメも
きれいに整えられていましたね。
さすがに厳格なお寺だけのことは
ありますねえ。

ここのお寺の住職は、資料によると
大学の文学部の教授だそうです。
それに、密教美術の製作者でもあり
絵心はかなりのものだそうで
どんな人なんでしょうねえ。

メダカの鉢をdoironが仏教絵にするのは
いやいや、下手な絵にするには、
水の色、波紋の様子を
きれいに書かねばと思い、
頑張って書いたのがこれです。



いやあ、日の当たる水の色が
なんとか再現できたと思いますし、
嬉しそうに泳ぐメダカたちも
それなりに表現できてうれしかったです。

また、降り続く雨のおかげで、
水面の波紋もきれいでしたしね。

この四国で水面の絵を描くのは、
柄杓を寄贈した66番雲辺寺の
手水鉢水依頼ですねえ。



さあ、ではお参りに向かいましょう。



ここの本尊の大日如来は
空海が修行をしていた時に刻んだ
一寸八分の大日如来だそうです。

残念ながら秘仏で
まだ公開はされていません。
四国の霊場にはこういう秘仏が多いですねえ。

一般の遍路の人には、
前仏の大日如来像が出迎えてくれます。

曼陀羅の中央に書かれ、
すべての仏の頂点にいるという大日如来。
四国遍路ではここを含めて
6つの大日如来が我々を迎えてくれます。

ちなみにdoironの守り本尊も、
この大日如来だといわれています。

「おんあびらうんけんばざらどばん」
と唱えます。



いやあ、ええ加減に口に出して
いったら舌を噛みそうですねえ。



その本尊から、33の観音像に
包まれながら渡り廊下を歩いていくと
「大師堂」だ。



で、ふとこの時に遍路さんたちを見ると、
本を持たずにお経を述べている人が、
かなり増えたようだ。

昨日は5分の一くらいの人だったのが、
今日は3分の一くらいまで
増えているようです。

最後のお参りの日です。
皆さん気持ちを高めて
気合を入れてお参りをしているようですねえ。

さあて、今回は厳しいお寺の
ひとつであったので、
添乗員さんも少し緊張する
お寺だったようですね。

お疲れ様でした。

では、もう最後のお寺ベスト3です
次の3番金泉寺に向かいましょう。


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