ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

雪の高野を訪ねて3

2021年02月06日 21時14分22秒 | 

極楽橋駅から高野山駅までの

ケーブルカーに乗っています。





あ、もちろんキャンペーンへの当選により、
このケーブルカーも高野線の
電車と同じく無料での乗車です。
いやあありがたいですねえ。
南海電車さん本当にありがとうございます。

かなりの旧傾斜をどんどん上がってゆきます。



もし自分がこの傾斜を登るんだとしたら、
どれだけのエネルギーがいるかって考えたら、
それはそれは恐ろしいです。
でもケーブルは平然と登ってゆきます。



ここで標高634mでスカイツリーと
同じ高さだそうです。
この時点でもうどんどん周りは
雪景色っぽくなっており、



高さに合わせてどんどん深くなってきます。



上の高野山駅近くだともうこんな感じです。



標高800mの高野山は
夏でも涼しいはずですね。



約5分くらいでケーブル乗車は終わります。
昔、戦争時には多くのケーブルカーが
運航停止にななったのですが、
この高野山ケーブルは観光だけでなく、
高野に住む人々の生活の足だったので、
とまらず営業し続けたそうです。

そして人々はこの駅からは、
バスで移動してゆきます。
今はもう大門の方へ回ってゆく
バスはないようですね。
女人道から千手院を経て大門方向へと
向かうバスと奥の院方向へと
向かうバスがあるようです。

doironがまず行こうと思っているのは、
金剛峯寺と壇上伽藍ですので、
大門方面行きのバスに乗ってゆきます。

バスの運賃はすべてただ。

乗車して降りるときに、
「高野の休日」バス券を運転手に
見せるだけです。

あ、ありがたや、ありがたや、
南無阿弥陀仏です。

バスは数名乗せて走り始めます。
高野山駅を出て女人道までは
人は通行禁止です。
なので道の端っこに雪の積もった道を、
ゆっくりと登ってゆきます。

深い谷を横に見ながら、
まるでケーブルカーのようにゆっくりです。
そしてやがて女人道のところに
差しかかると、右側に
「お竹地蔵」が現れますね。



「この地蔵尊は安政年間江戸の
大地震でなくなられた人々のため、
又自分の父母の菩提のために
自分の身を仏様に捧げて
30年の年期奉公し身を粉にして
蓄えたお金で建てられた。

というお地蔵様です。
建立された人は横山竹さんと
申される女性で江戸(もと飯田町)のかたです。

 女人堂前のお竹地蔵さんと崇められ、
今なお多くの参拝者で
線香の煙が絶えることがありません。」

と説明版には書かれています。

このあたりから一気に高野山の
神聖な空気が流れだします。

宿坊なんかが続き、高野山警察の前から
一気に高野の中心部に入ってゆきます。
ここの手錠は数珠の形だそうです。
ウソです。

千手院の交差点を右折して、
広い駐車場の前に出たら
そこが金剛峯寺前のバス停です。



では無料チケットを
「下がりおろう」みたいな感じで
見せつつ下りてゆきます。
あ、嘘ですよ。ありがとうございました、
と丁寧に降りてゆきます。

金剛峯寺は右手です。

以前、四国八十八ヵ所のお礼参りで来た時は、
ここの広い部屋で先達さんのお話を聞きました。

最近テレビを見ていて知ったのですが、
この寺には日本画の千住博氏の
「瀧図」と「断崖図」が昨秋に
奉納されたそうです。
ここへ来た時に、それがあることを
知っていたら、拝観料を払って
中に入ったのでしょうが、
まあこの時はお礼参りの時に
入ったので外観だけをチェックしておきました。



屋根の上にある樽は火事に対する
備えのようです。



また鐘楼も古くて和歌山県の
指定文化財です。



そしてその後ろにある檜皮葺の塀も
金剛峯寺のかご塀として、
同じく指定文化財です。



続く

 



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