今回の旅を代表する花は3種。
湖岸や海辺でよく見たのが
「ハマナス」
あの名曲「知床旅情」にも登場する花だ。
ということはあの歌の季節は今頃ということやね。
絵に描くとき、この紅色を出すのは難しそうだ。
ちなみに「ハマナス」は茄子に関係しているんではなく、
実がナシの実に似ているところから
「ハマナシ」と言われ
それがなまったものだそうだ。
そして、この二つはたいていセットで咲いていた
「エゾスカシユリ」
と
「エゾキスゲ」
どちらも咲くところには群落を作っていたな。
北海道に咲くことが多かったり、
北海道の固有種にはこの
「エゾ」が接頭語のようにつく。
小清水原生花園にあった
エゾカワラナデシコ
や
エゾノシシウド、
エゾノコギリソウなどもそうだ。
他にも「シコタン」や「チシマ」などの接頭語がある。
美幌峠にはチシマフウロが咲いていたし、
釧路湿原にはチシマキンポウゲも咲いていた。
野付半島で一番目立っていたのは
「センダイハギ」
名前は聞いたことがあるものの実際に見るのは初めてで、
そこではそれこそ普通に咲いていた。
釧路湿原では本当なら湿原らしく
モウセンゴケやタヌキモなんかも見たかったけれど、
周囲を歩いただけではなかなか出会うことはできなかった。
オオヤマハコベも初めて出会った花だったな。
あと今の季節はヤマブキショウマも目立っていた。
道端にはコロボックルが潜むフキがずらっと並び、
広い空き地にはオオアワガエリなどの牧草が生い茂っていた北海道。
何もかもスケールがでかく広大でしたが、
道端をもっとよく見れば
他にもいろいろ咲いていたのかもしれないな
と思いつつ、これにて大蝦夷物語終了です。
あ、最後にジダンへのお土産映像がありました。
マンホールの蓋(略して「マンふた」)です。
これは佐呂間町のもの。
かぼちゃの姿をしたキャラクターが
ホタテの帽子を掲げています。
名前は「モモちゃん」です~
そしてこれは湧別町の下水のマンふた
コミカルな牛クンが書かれてあります。
一方これは何のマンふたかわからなかったけど
デザインの中にある「勇」の文字から
湧別町のモノであることがわかります。
星の絵柄が何となく開拓魂をにおわせています。
さ、お土産画像もアップしたところで
本当に終わりましょう。
長々とお付き合いありがとうございました。
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話だけなら他にもお土産いっぱいありまっせ。
あ、そうそう
エゾシカとヒグマとキタキツネの飛び出し注意の標識も
お土産のつもりです~