ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ドジ旅日記岩石風化の陰謀3

2017年11月25日 20時10分33秒 | ウォーキング

バスの親切なおじさんに



次の停留所で案内されて、
ドライブスルーのおにぎり屋さん
(これはとても自慢してはりました)



でこんなおにぎりを手に入れました。



でかいおにぎりです。

さすがにバビさんは心強い助っ人です。
ラッキーを招き寄せはりますねえ。

バスは、途中こんな
近江富士といわれる三上山なんかを
眺めつつ、進んでいきます。



途中、こんな「大野神社」
という場所を抜けていきます。



解説のおじさんが

「ここはねえ、嵐の大野君の
ファンがチケットを手に入れたい
と願ったところ、
その夢がかなったということで、
大野君のファンがよく来られています」
と語ってくれました。
神戸の二宮神社も
そんなファンが多いそうです。
え~だったら尼崎の桜井神社も
そうなんでしょうねえ。

doiron神社ってどっかに
ありませんかねえ。

などと罰当たりなことを言いながら、
バスはさらに狭い山中へと
入っていきます。

ああそうかあ。
こんな狭い道を行くから、
高齢者団体で満員になるような
マイクロバスなんですねえ。

この道には歩いて進んでいく
山道もあるそうですが、
きついらしい。

途中こんな「泣き地蔵」という
場所もあったりして、



下から歩いてここを通る人は
「まだか~」とか言って
泣いたのでしょう。

ああもうこんなところにも
陰謀が絡んできています。

そしてやっとたどり着いた終点が
「金勝寺」です。

お寺の名前は「こんしょうじ」
と読みますが、この辺りは
「金勝アルプス(こんぜあるぷす)」
といわれています。

「こんしょう」と「こんぜ」と
読み方が違いますねえ。
いったいどうなっているのでしょう。

実はこれらのことについて、
白洲正子は「かくれ里」という
随筆の中で、様々な
考察をしてはります。



金勝寺を作った良弁が渡来系の人で
「金粛」といわれていたこと、
金勝族という青銅業をする一族が
いたことなど様々なことが
書かれてあり、東大寺なんかと
絡めて考察してはります。

バスの運ちゃんも、金属関係の一族が・・・
ということをおっしゃって
はりましたがね、
真相は一体どうなのか
まだよくわからないようです。

一方金勝アルプスを別に
山歩きの本などで探しますと、
よく出てくるのが

「花崗岩が風化した巨岩が
満載の山道を歩きます」
と書かれています。

なのでこれをさらに
地学的に調べますと

「この山地は白亜紀後期、
約8000万年前に
マグマが固結した花崗岩から
できています。
そんな風化した方丈節理の
花崗岩が様々な巨岩となって
“トア”といわれる地形を
作っています。」
と書かれてありました。



むむ~これは、8000万年という
長い期間に風化した
大自然の陰謀が
我々を待っているんだよ
という意味でしょう。

歩きはじめるのには、
かつての良弁僧正が
植えたという言われている



大杉に力をいただいて
進んでいきましょう。





あ、木を腐らす気はないですからね。

そうそうここでナビを
入れなきゃと思ったのですが、
残念ながらdoironの携帯は圏外でした。

これももう陰謀の
一つかもしれません。

金勝寺看板の下で記念撮影し、



さあ出発しましょう。
ぼちぼち紅葉の始まっている



山地をてくてくと登っていきます。



この舗装路は「林道金勝線」
といわれており、この先の終点まで
1.5キロほど続きます。

で、この道は地元自転車族の
練習場にもなっているようですね。



かつて、日本の最高トライアスロン
アイアンマンがひらかれた琵琶湖ですから、
こういう自転車の好きそうな人は
多いかもしれません。

いやあ、それにしても
高級バイクでしたねえ。

と、そのとき前方の道路を
何か一匹の生き物が
走って木に登っていくのが
みえました。

あ、あれが幻の大いたちでしょうか

陰謀の出先の生き物かも
しれません。
と、思っていたら”リス”でした。

一本の木に登っていったから
探してやろうとじっとみてたけど
わかりませんでしたねえ。

素早い奴でした。

そしてここからは
遠くに三上山が見えています。
二上山に一増えた山と
バビさんは覚えてはりました。



で、いよいよ林道終点です。
ここまで車は上がってこれるようです。

続く


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