ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

久しぶりに山の辺の道1

2020年07月22日 21時18分30秒 | ウォーキング

山辺の道に行きました。
ここを歩くのは
もう7年ぶりくらいでしょうか。

でも最近はその途中にある
三輪山には登ってきましたね。
大神神社の御神体の山。
ちょうど一年半くらい前でした。

で、その山辺道はというと、
天理から、いやもっと広域に言えば
奈良市内から天理を経て
桜井に続くという、
記録上からは日本最古の道なのです。

日本書紀に天皇陵の位置を示すのに、
この道が使われているというのが
最古の道の記録です。

全長は約26キロ。

でもまあ主に天理から桜井までの
16キロくらいが、歩く人に
親しまれているという道です。

たくさんの人がここを歩きましたねえ。

ウォーカーの聖地のような道です。

実は親父もこの道によく出かけていました。
知り合いの車に乗せてもらって、
たびたび行ってたのを思い出します。
そんな時に撮影した写真なんかも、
今も我が家にあるのです。

そしてこの道も、
もちろんdoironも通っており、
ブログにも描いたりもしています。

親子二代でお世話になった道ですね。
今回はそんな道を再び
歩いてみようと思い立ち、
出かけていくことにしました。

目標は天理から桜井です。

最近はねえ歩きに行くと
ここも行ってみよう、
あっちにも寄ってみようと、
あちこちウロウロしたりしながら歩くので、
目標達成のためには、
長い距離を歩くことになります。
なので結局二回に分けて
歩くことになりました。

では今シーズン一回目の
山の辺歩きです。

まずは車で天理の石上神宮に
向かいましょう。

「天理」と言えば西名阪ですね。
阪和道で松原まで行って
西名阪に入ってゆきます。
途中、法隆寺ICなども通る
古代色豊かな地域を抜けてゆきます。

郡山を越えた後、天理で降りて
国道169号を南下してゆくのです。



天理の市内に入ると
でかい建物が増えてきますねえ。

石上神宮の交通案内に沿って、
すこし東向いて走り、
駐車場に入ってゆきます。

さすがに古くてネームバリューの
ある神宮です。
駐車場はきっちりと整備されています。
車をとめて、さあそれでは
石上神宮の方に入ってゆきましょう。



山の辺の道もこの神社の
境内を通っているのです。



この神社で気になるのは、
この社宝で国宝でもある七支刀ですね。



1本の剣から6本の
枝分かれした刃が出ています。

武器という能力ではなく、
儀式的な感じで使われる刀です。
持ってる人の権力をあらわすみたいなね。

謎が多くて、いろんな小説なんかにも
登場します。
一度見てみたいですねえ。

それと、この寺で有名なのは
「わたか」といわれる魚です。



ここの池にいるという絶滅危惧種です。
とまあそんな具合に
神宮そのものも好奇心を
ひかせるところなんですねえ
でも今日は山の辺の道ですから
意識をそちらに向けてゆきましょう。

鳥居をくぐって進んでいきますと、
左に本殿がありますので



そこへお参りして、
南側の鶏が多数うろつく
広場の方に向かって行きましょう。

そこが山の辺の道への
入り口になっています。



道を進んでいくと、
歌碑がいっぱい立っていますねえ。
誰がなんて書いたのって感じですねえ。



そういえば昔、このあたりで
ギンリョウソウを育てていたのになあ。
今はちょっと見当たらなかったですねえ。

さてコースはというと
こんな道標や案内板に





導かれて進んでいくことになります。

さすがにウォーカーの聖地です。
道を間違えそうなところには
必ず立っていますねえ。

芭蕉の句碑もありましたよ。



「内山やとざましらずの花ざかり」

ここにあったといわれる
内山永久寺を訪れたときに
読んだ句だそうです。

ああ、芭蕉もここを歩いたのですねえ。

続く

 



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