ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

秘書というお仕事

2010年10月14日 22時32分01秒 | 仕事
秘書というと、社長のスケジュール調整
見たいな印象が強い。
doironもそうだった。
でも最近痛切に思うのは
他の目に見えない部分の
比重がとてつもなく大きいってことだ。

先日、こんなことがあった。
ある日、我が社の関連事項が
TVで放映され、
新聞にも掲載になったことがあった。

そのニュースを目にした社長が
そのニュースの中身について
何も報告を受けていなかったのだ。
もちろんdoironもしらなかった。
そのニュースは社のトップとしては
当然知っておくべき事項だったので、
情報が滞っていることを重視され
すぐさま各部署の幹部を集めた
会議が招集された。

今後、絶対こういうことがないように
とのお達しが、その場で
これまでにない強い口調で
下された。

そして、その上で情報はすべて一箇所に
集めるようにという
ことになり、その届け先のひとつが
doironということになった。

そんなことがあったので
以後、情報が
次々にdoironのデスクの電話やパソコンや
携帯に届くようになった。
届く内容はというと
実に箸が転んだようなことまで含まれている。
それは、先日の幹部会でのお達しが
いかにキツイものであったかを
物語っているわけだ。

とりあえず報告しておけば
問題ないだろうということで
箸が転んでも報告しておけという
各部署の安全策だ。
当然、そうなるだろう。

しかし、そうなると
大変なのはこっちだ。

次々と届けられる情報から
社長に届けるべき情報の
取捨選択を迫られることになる。

その基準があまり甘すぎると
不必要な情報まで
届けてしまうことになり
情報が混乱する。
しかし、かといって
基準をきつくしすぎると
伝えなければならない情報まで
止めてしまう事になる。

理想は、社長が知りたいと
思う情報だけを
お届けすることなのだが
そこんとこの見極めが
非常に難しいのだ。

そのへんをうまくこなすには
社長の頭の中を
しっかり理解していないといけないわけである。

目に見えない部分での
秘書の難しさのひとつが
そういうことなのだ。

また、社長に成り代わって
コメントを求められ、判断を迫られる場合も
多々ある。
そんなときにも適切な
言葉が吐けるようになるには
社長ならきっとこういうだろうという
確信がないことには
途方にくれてしまうのだ。

秘書になって6ヶ月。
社長の発想の根源や思考回路も
ある程度わかってきたとはいうものの
まだまだ、未知の領域もある。

今のdoironが社長のために
何が出来るか。

それが目下のところ
最大の関心事なのだ~