ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

送別&懇親会

2010年03月24日 22時32分51秒 | 仕事
毎年、この時期に
doironの所属する部の
送別会を兼ねた懇親会が催される。

この懇親会の第1回目のときに、
漫才をやったらめちゃめちゃうけた。
一週間のうちにその話題が
職場をくまなく駆け回り、
まったく離れた部署の人から
「面白かったらしいなあ」
という声をかけられたりした。

以後、懇親会ごとに
漫才をやっていたのだが、
昨年相方が人事異動で部から出たので、
出し物をやめたのだが、
doironコールで引っ張り出され、
独りで漫談をする羽目になってしまった
という過去がある。
そして
もうこうなったら出て行くだけで、
爆笑される立場になってしまっていた。
そんな懇親会が今夜開催されたのだが、
今年はそんなことを考える余裕もなく、
まったくネタも仕込まずに出勤したのだが、
みんなから「今夜は期待してるで」
と声がかかるではないか。

「いや、今日は・・・」と頭を掻くと、
「そんなんゆうて絶対仕込んでるはずや」
とか
doironくんやったら即興でいけるやん」
とおだてて?くる。

前日までは、
今年こそ静かに
しんみり送別の酒が飲めると思っていたんです。

ところが、
あちこちからそんな声がかかるにつれ、
これはやらねば、
期待に応えねば男がすたる
と思い始めた自分てどうなんだろうか。

で、そう思うと同時に
頭の中ではネタの仕込が始まった。
仕事の原稿を書きながら、
ふと思いついたことをメモに書きとめ、
夕方には1本の漫才のネタが出来上がっていた。

問題は、相方である。

今回のネタはちょっと漫談ではできないし、
かといって、
落語という新しいジャンルに挑むわけには行かない。

今年はやらないと公言していたのに、
新スタイルに挑戦したら、
「やっぱり、あんなことを言ってたけど
しっかり取り組んでるやん」
と言われるのがオチだもんね。

出来不出来は別として、
落語くらいいつでも挑戦してやるが、
そんなに超前向きに
お笑いの世界に挑もうなんて気はない。

今日のネタだって、
仕事の合間の隙間に繰ったとは
きっと思われないだろう。

昔の相方は、
部が異なるので今さら呼ぶわけにいかないので、
直属の部下に役割を告げ、
ネタを告げたところ、
案の定
「やっぱり、ネタをずっと考えてはったんですね」
だと。
朝から昼休みを中心に
仕事の合間に考えたんだと告げると
驚いていた。

う~ん、僕って天才!?

会場に向かう電車の中でも、
演じるときは
笑いが巻き起こった時にしゃべらない
(笑う余裕を与えるため)、
まじめな顔で演じること
(演者が笑ってはいけない)、
ボケと突っ込みの間が肝心なんだ
ってことを伝授していた。

そして、もうひとつ自分を捨てるためにも、
出番までに
たっぷりお酒を飲んでおくことも教えた。

そうして向かえた宴会終盤。

いよいよ出番がやってきた。

なにせ
doironの出番はトリなのである。
以前、最初にネタをやったら、
後の出番が非常に出にくかったそうなのだ。


結果は、ほぼ打ち合わせどおり、
会場には笑いが渦巻き、
拍手の嵐が巻き起こったぜ。

終わってから、
新しい相方と
陰でガッツポーズしたもんね。

しかし、人事担当者も
出席しているこの宴会。
今度の人事異動で、
辞令に

「宴会部長を命じる」

ってなってたらどうしようかね