ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

電車にて

2010年03月12日 23時12分03秒 | 最近の出来事
先日職場の若い奴と
一杯やって帰るときに
電車の中でこんな光景に出くわした。

ラッシュとはいかないまでも、
そこそこ混んでいた車内での出来事だ。
doironの隣に立ち、
つり革を持って立っていた女性が、
時々、ガクンと膝を折るので、
おかしいなと思って見ると
今にも眠りそうなうつろな表情だ。

そしてその前に座っている男性も、
電車に揺られて心地よさそうに眠っている。

春の陽気に誘われて、
二人ともどこかで一杯やってきたようだ。

ほほえましく、
平和な光景だと思っていたのだが、
電車が駅に近づき線路の
切り替えポイントを通過して
ガクンと大きく揺れた瞬間だ。

つり革を持って立っていた
女性の膝が折れるのと、
タイミングが絶妙にあったんだろう。

つり革を持った手を支点に
体がグルリンと回って、
バランスを崩し、
その前で座っている男性の膝の上に
ちょこんと座ってしまう形になったのだ。

眠りこけていた男性が目を覚まして
どれほど驚いたかは容易に想像していただけるだろう。

目がさめたら自分の膝に女性が座っているのだ。
しかも、その女性は控えめではあるが、
キャーっと軽い悲鳴をあげた。

ついさっきまで、心地よい酔いに包まれて
眠っていた男性にとっては、
まさに晴天の霹靂&ちょっとうれしい状況だ。

どうなるのかと思っていたら、
その女性、何も言わずにすっくと立ち上がり、
駅に滑り込んでいく
電車のドアのところにすたすたと歩いていき、
降車していった。

残された男性は、
唖然と見送るのみだ。
これが男女逆だったら、
痴漢と言われて騒がれるかもしれないと考えると、
その女性の態度は失礼と言わずして
なんて言おう。
男性を思わずうらやましい・・じゃない、
かわいそうだと思ったのは
doironだけではなかっただろう。
もし痴漢騒ぎとなったら、
絶対男性を弁護してやろうと思ったね。

楽しいお酒でほろ酔いの
doironが見た
ちょっとおかしな光景でした。

そしてそんな光景を見て、
高校生だったときのことも思い出した。

友達と二人で、遊びに行った帰りの夜、
電車に乗って二人並んで座っていたときだ。
車内をへべれけになって歩いてきた男性が
友達の足をまともに踏んで、
通り過ぎていったのだ。
当然、友達は大きな声で「痛い!」と叫んだのだが、
へべれけ男に聞こえるはずもなく
何事もなかったようにふらふらと歩いていって、
ドア近くの空席にどっかりと腰を下ろして
眠り込んでしまったのだ。
かなりガタイの大きい男性だったし、
しかもかなり酔ってる様子だったので、
面と向かって文句も言いにいきにくい。
そこで、二人で画策し、
降りるときに扉が閉まる寸前に
眠りこけている奴の足を
思いっきり踏んで降りよう
ということになった。

「お前が右足で、俺が左足な」
と決めて、
駅が近づいてきたときに
その男の前に立ち、準備を整えた。

扉が開いてみんなが降りた頃を見はからって、
二人でエイヤと足を踏んで
扉が閉まる寸前に飛び降りた。
男の表情は、車体の影で見えなかったが、
最初わしらの近くに座ってた女性が、
わしらの方を見て、
窓越しに親指を立てていたのが
印象に残っている。

もちろん友達と二人で
ガッツポーズをしたのは言うまでもない。

世間にはいろんな光景が繰り広げられるものだねえ。

さて、明日はいよいよ
ADSLから光への
切り替え工事の日だ。

ネットが無事つながるか
少々不安だ。
つながらなかったら
携帯で投稿か
それとも久しぶりの
ブログお休みとなるだろう。よろしこ