世界的大不況の中、
先進国でホームレスが増えている
という報道を最近耳にする。
昨日も年末を迎え
北半球で厳しい寒さが続く中、
ボランティアの人たちによる
衣服提供や毛布配布や炊き出しの映像が
ニュースで流れていた。
画面に映し出されるホームレスの人々の顔は
日本では、モザイクが入っていたりするけど、
外国の人の場合、無処理で流れていたりする。
そんな映像を見ていて思ったのは
支援を受けている人達に
共通しているのはみんな顔に生気がなく、
目にまったく力がないことだ。
アフリカの難民の子どもたちのほうが
よほど、目がイキイキと輝いているぜ。
さて話はいっきにグローバルから
doiron家に収束する。
最近、スーちゃんを見ていて時々思うのだが、
彼女もたまに気力を喪失しているときがある。
それが、顕著に「目力」に表われるのだ。
目に力のない表情は独特だ。
老人施設に取材に行ったときに
大半の人はこういう顔をしていた。
スーちゃんがそうなるのは
持病の腰痛が痛むときであったり、
外界の刺激を拒否し
自分の世界に入っているときだったりすることが
最近わかってきた。
これはいけない。
そんな状態を続けていては
またまた逆戻りだ。
なのでそんなときには、
どんどん刺激を与えてやることにしている。
話しかけても返事はうつろ。
聞こえているのか
いないのかわからん状態だ。
そこで、カーテンを開けて、
外の世界を眺めさせてみる。
ただ、眺めるだけでは効果がないので
庭木の枝に剥いたみかんを刺して、
そこに訪れる鳥を眺めさせてやる。
もちろん、みかんも無理やり剥かせる。
そうしてみていると、
鳥が飛んでくるとそれを目で追ってる。
ヒヨがみかんに群がったりすると
キラリン
と目を輝かす。
さらに、窓越しにそんなスーちゃんを見かけて、
近所の人が訪ねてきてくれたりするとしめたものだ。
家を建てたときに、
塀の高さが若干低いなと少し後悔した事があるが
今になって、低くてよかったと思ってる。
そうして家に入ってきた
近所の人と話を始めると、
スーちゃんの表情が変わる。
みるみる目に力が戻ってくるのがわかるのだ。
近所の人のうわさ話、
最近のカラオケ仲間の話なんかを
楽しそうに話してる姿を見ていると、
親子とはいえ、
母親と息子の間に
共通の話題などほとんどないものだと、
痛感させられちまうよ。
近所の友達と話をしていて、
脳が活性化され目に力が戻ってくると同時に
座る姿勢にまで力が入ってくるから、
たいしたものだ。
持つべきものは友達だねえ。
一旦、目に力が戻ると
周りに色々気を配ったり、
会話が活発になる。
そうすると、さらに目に力が宿るという
良い循環が始まる。
このあたりが
軽い認知症の
介護のちょっとしたコツなのかも。
キーワードは「目力」だ。
先進国でホームレスが増えている
という報道を最近耳にする。
昨日も年末を迎え
北半球で厳しい寒さが続く中、
ボランティアの人たちによる
衣服提供や毛布配布や炊き出しの映像が
ニュースで流れていた。
画面に映し出されるホームレスの人々の顔は
日本では、モザイクが入っていたりするけど、
外国の人の場合、無処理で流れていたりする。
そんな映像を見ていて思ったのは
支援を受けている人達に
共通しているのはみんな顔に生気がなく、
目にまったく力がないことだ。
アフリカの難民の子どもたちのほうが
よほど、目がイキイキと輝いているぜ。

さて話はいっきにグローバルから
doiron家に収束する。
最近、スーちゃんを見ていて時々思うのだが、
彼女もたまに気力を喪失しているときがある。

それが、顕著に「目力」に表われるのだ。
目に力のない表情は独特だ。
老人施設に取材に行ったときに
大半の人はこういう顔をしていた。
スーちゃんがそうなるのは
持病の腰痛が痛むときであったり、
外界の刺激を拒否し
自分の世界に入っているときだったりすることが
最近わかってきた。
これはいけない。
そんな状態を続けていては
またまた逆戻りだ。
なのでそんなときには、
どんどん刺激を与えてやることにしている。

話しかけても返事はうつろ。
聞こえているのか
いないのかわからん状態だ。
そこで、カーテンを開けて、
外の世界を眺めさせてみる。
ただ、眺めるだけでは効果がないので
庭木の枝に剥いたみかんを刺して、
そこに訪れる鳥を眺めさせてやる。
もちろん、みかんも無理やり剥かせる。
そうしてみていると、
鳥が飛んでくるとそれを目で追ってる。
ヒヨがみかんに群がったりすると
キラリン

さらに、窓越しにそんなスーちゃんを見かけて、
近所の人が訪ねてきてくれたりするとしめたものだ。
家を建てたときに、
塀の高さが若干低いなと少し後悔した事があるが
今になって、低くてよかったと思ってる。

そうして家に入ってきた
近所の人と話を始めると、
スーちゃんの表情が変わる。
みるみる目に力が戻ってくるのがわかるのだ。

近所の人のうわさ話、
最近のカラオケ仲間の話なんかを
楽しそうに話してる姿を見ていると、
親子とはいえ、
母親と息子の間に
共通の話題などほとんどないものだと、
痛感させられちまうよ。

近所の友達と話をしていて、
脳が活性化され目に力が戻ってくると同時に
座る姿勢にまで力が入ってくるから、
たいしたものだ。
持つべきものは友達だねえ。
一旦、目に力が戻ると
周りに色々気を配ったり、
会話が活発になる。
そうすると、さらに目に力が宿るという
良い循環が始まる。

このあたりが
軽い認知症の
介護のちょっとしたコツなのかも。
キーワードは「目力」だ。