ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

2009年12月05日 22時04分25秒 | 最近の出来事
難しい漢字ですね。
読むのは、漢検2級程度の
実力が必要?

「いぼ」

と読みます。

今朝、親父を医者に
連れて行った。
普段でさえ非常に混んでいる医者なので
インフルエンザ流行のこの時期、
さぞや混んでいるだろうと
覚悟して行ったのだが、
あにはからんや

ガラガラ

そうか、そんな流行性の
病気が流行っているときには
感染を気にして
かえって少ないってこともあるのかも。

doironも医者の扉を開けるとき
取っ手にウイルスが
うじゃうじゃするような気がしたし、
待合でも、雑誌や新聞を
手に取ることにも抵抗があったもんな。

親父の診察が
少し時間がかかるよとのことだったので
このついでに同一医院内にある
別の診療科である
皮膚科の診察を受けることにした。

実は2ヶ月くらい前から
左の背面上部、肩口の
少し下あたりに
イボが出来始め、
最近は服の脱ぎ着の際に
ひっかるようになってきていたので
診てもらおうと思ったのだ。

内科と併設されている
皮膚科の待合室に行くと
患者はゼロ。
すぐさま診察室に
招き入れられた。

「どうしましたか?」
「はい、左の肩口あたりに
イボができて引っかかるんです」
「どれどれ。ふむふむ。
これは引っかかるやろね、除去しましょう」

え?今日はプールも行きたいし
明日はロングを走るつもりなので
汗をかいてもあかんということになったら
いややな。
そんなdoironの気配を察したか、
「除去といってもハサミで切ったりしませんよ」
そうしたら、血が止まらないんだそうだ。
こんな異生体の中にも
血管ができ、血液が流れてるんやね。

なので、処置は
液体窒素で凍らせて行われる。

液体窒素といえば
高校のとき、文化祭で
液体窒素の、展示実演をしたことがある。
花瓶の花を凍らせて
手で握りつぶしたり、
凍らせたバナナで釘を打ったり
挙句は、金魚を一瞬で凍らせた後、
再び水槽に戻して
泳ぎ始めるのを見せたりした。

何せ、-196℃の世界である。
日常生活でお目にかかることのない
低温だから、
結構人気のあるコーナーだった。

そんな液体窒素を用いるのだ。

凍らせておいて、医師が
ピンセットでつぶす?
まさか、それならまるっきり
花やバナナや金魚をいじめた
報いである。

因果応報、この世は巡る。

「なんまいだぶ」を唱えながら
患部を曝すと
「ちょっとヒリッとしますよ」ときた。

ジュウ

うひゃ、冷たい
そして言うとおりヒリつく。
ヒリつく以外の言葉が
ないくらいぴったりの表現だ。

あのときの金魚さんごめんなさい。
あなたはあのとき全身が
ヒリついたんですね。

4、5回ジュウとした後
「これで2、3日くらいで取れると思いますよ。
一週間してとれてなかったら
またきてください」だと。

ピンセットでプチンとやるわけではなく、
液体窒素を押し付けることで
患部を凍傷にし、
やがて自然にポロリと取れるのを待つらしい。

帰って調べたら
イボには感染性のものもあるらしいから
早めに治療しておいてよかったかも。

それに、取れたら
0.1グラムほど体重も減るしね