日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
“八重咲きリンドウ”を見つけました
秋がすっかり深まり、最早初冬の季節になってきました 今年は暖かいせいか秋が長く味わえています
先日買い物がてら、産直の花木コーナーを覗いた時、なんと「八重咲き」の “リンドウ” を見つけました
“リンドウ”といえば、秋の野山の代表花です 晴天の時、紅葉の始まった野山では、切り込みの入ったらっぱ型の紫色の花を、茎先に幾つもさかせてくれます でも、“八重咲きリンドウ”は今まで見たことなかったので、鉢植えとは云え見つけたときはびっくりでした
「八重咲き」とは、通常の花において花びらの内側の雄しべや雌しべがある場所に、多くの花びらが重なり並んで、花が花びらだけのように見える状態の咲き方をいいます 即ち雄しべや雌しべが花弁化したのが、「八重咲き」だといえそうです
但し、通常の花弁の内側に単にもう一列の花弁が生じるものは、「二重咲き」で「八重咲き」とは云わないそうです
花の中を覗き込んでみると、確かに雄しべや雌しべは見えません この為種子や果実は作られず、株分けして増やすのですが、品種的には突然変異なんでしょうね
“八重咲きのリンドウ”が、野山で咲いているのを見つけたら、さぞ驚くでしょうね
“リンドウ”の花言葉は、「 そっと君を思う 」、 「 あなたの悲しみに寄りそう 」、「 誠実 」 です
「綿(ワタ)」の花・実を見つけました → ドワーフコットン
先日雨の降る日でしたが、群馬・高崎の「シンフォニィーガーデン」に行って来ました
ガーデン内にある「ハーブ」のコーナーで、ハーブ達に混じって、「綿(ワタ)」の木が植えられ花が咲いているのを見つけました
おっと、「綿」は熱帯・亜熱帯に約40種類が分布するアオイ科ワタ属の多年草で、木ではありません
「綿」の葉っぱは葉軸をぐっと伸ばして手のひらを広げたような形で、奇数(3~7)に裂けます
葉腋から花軸を伸ばし“アオイ”の花に似た薄~い黄色の花が、雨に濡れて咲いている様子はとても叙情的に見えました
「綿」の花の開花時期は8~10月で、今頃咲いているのは今年が暖かいせいでしょうか 花径4cmくらい、一日花で“ハイビスカス”によく似た花姿です
夏の花の盛りには次々花が咲き、花が萎んで約1ヶ月で実が割れ白い「綿」が飛び出してきますから、花と「ワタ」を一緒に見ることが出来ます この時も、所々で「ワタ」が弾けていたのですが、雨に濡れてなんかしょんぼり固まって、見る影なしの様子でした
花後にできる綿毛が繊維(要するに「綿」)となり、種子ができます 厳密に言うと、あのふわふわした「綿」はタネから生えた毛だそうです
「綿」の実がはじけ、白い真綿が出た姿はドライフラワーとしても楽しめます
膨らんで弾けそうな綿の実
花屋さんで見つけたドライフラワーです
“菊盆栽”つくりの芸に感心
毎年今頃の時期になると、菊花展が開かれます 今年も関越道・藤岡ICの「道の駅・ララン」にある花の交流館の展示コーナーの片隅に、“菊の盆栽” が展示されていました
“菊の盆栽”は、「草木の花をいかに 盆栽らしく見せる」かがポイントになると、パラパラ読みの“菊盆栽”のお手本書にありましたが、私にはどうもそれだけではないだろうと思えてなりません
『盆栽』とは、草木を鉢に植えて、枝ぶり、葉姿、幹の肌、根、もしくはその鉢植え姿全体を鑑賞するもので、思う植物の、野外で見られる姿を、鉢の上に縮尺して再現することを目指すものだと思っています
この伝から云えば、“菊の盆栽”は、菊の野外再現だけではなく、“菊”を使って自然の幽玄さを作り出す芸だと思えてなりません
いわゆる盆栽の模造というだけでなく、茶道の侘び寂びや、歌舞伎の舞い姿の粋・艶といったものを味わわせてくれるように私には見えてきます
“菊盆栽”は山菊と呼ばれる「小菊」を使うので、樹木の様に完成したものを何年も楽しむ訳にいかないのが、私には作り手の「技」&「芸」を感じます
「小菊」は丈夫で芽吹きが良く、花付きも良いので作る人の思うがままに、いろいろの形への仕立て方が出来ます
聞くところによると、“菊盆栽”を作るには、1年目は根を育て、2年目は幹・枝・葉・花を育てるのが基本だそうです そして出来上がった作品は通常花が終わると地上部は枯れてしまうので、同じ姿は見ることが出来ません
形の良い岩や古木に、小菊の苗を根付け、風雪に耐えた老木・古木の風格と根張りの見事さを作るのは技と芸があると思いませんか
作品の上手下手は分りませんが、一品一品が人生を感じさせてくれる感じがしました
菊の花(クッションマム)がいっぱい売られています
関越道・藤岡ICにある、「道の駅・ららん」を覗いたら、“クッションマム”が一杯鉢で売られていました
一鉢1200~1500円位・たかいものでも2000円ですから、玄関横を飾るのにはお手ごろかもしれません
台の上に色とりどりに並んで、「私が一番・どうぞ買ってください」と、いっているようです
“クッションマム”は彩り豊富な小輪菊で、こんもりとした花姿に咲きます 摘心しなくても、自然に芽止まり分枝を繰り返して、半球状にまるでクッションの様になります
“クッションマム”とは固有の植物名を指すのではなく、一般にタネから育てる「菊」の矮性品種を差すようです 別名で“ポットマム”とも呼ばれ、花壇の植栽に向いているとされています
売られている“クッションマム”は、電照栽培(抑制)やシェード栽培(促成)で、開花期をコントロールされていますが、今の時期の販売品は、畑で種まきして育てられて物が主流です
花色が色々あり、アップしてみました 鑑賞してくださいね・・・鑑賞方法!!は、色の深みを味わう積もりで・・・ 画像が小さいのでごめんなさい
“クッションマム”の花言葉は、 「 友人への記憶 」、「 高潔 」 です
花に顔をうずめたら、きっと色々が想い出されそうです
“ワレモコウ”・初冬
今年は暖かい日が続いていたのですが、さすがに立冬が過ぎたら、寒さがようやく 本格的になろうとしています
自然公園で見かけた “ワレモコウ” が晩秋になって、すっかり冬姿に衣替えを始めました
秋の七草・“ワレモコウ”は、暗赤色の丸い花穂を枝分かれした茎先につける姿で、高原などでよく見かけます
“ワレモコウ”の花は、小さな花弁のない無数の花が円筒状の直立した穂状花序になって咲きます
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花序をアップ してみると、1~2cmの楕円球形に、上の方の花から次第に紅い色を消して、渋い茶色の花色に変わって来ています まるで、まだまだ花期は終わっていないぞと、云っているようです
“ワレモコウ”の花言葉は、「 移り行く日々 」、「 変化 」、「 愛慕 」 です
“ワレモコウ”を詠ったよく知られる歌&句を紹介します
「 吾木香 すすきかるかや 秋草の さびしききはみ 君におくらむ 」 ( 若山 牧水 )
「 吾も亦(また) 紅(くれない)なりと ひそやかに 」 ( 高浜虚子 )
“ガマズミ”の果実(み)が映えてます (^^♪
周囲の山々 の紅葉
が、盛りになってきました・・・里も紅葉が深まってきました・まさに晩秋たけなわです
晩秋の果実がいろいろある中で、 “ガマズミ” の実が冬寒の深まりにつれ一際色鮮やかを増しています
先日自然公園の林間で、“ガマズミ”の実が、とても綺麗な色で生っていました !!
“ガマズミ”の名の由来は、“ガマズミ”の木が鎌や鍬の柄に使われ、また紅くなった実が染料として利用された事から、「鎌(かま)染め(そめ)」となり、転訛したようです
“ガマズミ”は山地や丘陵地の明るい林や草原に生える落葉低木で、幹は株立ち状になり、幹の太さは4cm位、樹高は2~5mになります
葉は対生し、葉身は広卵形から円形で、葉先はややとがり、基部はちょっとハート形になり、縁にはすこし鋸歯があります 紅葉色は橙黄色になり、真っ赤になる実に彩りを添えています
“ガマズミ”の花期は5~6月で、白い小さい花が花序をつくりビッシリ咲きます
そして晩夏から秋にかけて3~5mm程度の果実が赤く熟します
晩秋の今頃の実は、甘みがでてきます
手を伸ばしちょっと摘まんでみたら、まだ渋みが強く食べれませんでした・・・今年は暖かいせいなのかな!?
真っ赤な実の表面が、少~し白くなると、甘さが出るはずです
甘みが出た実を摘んで果実酒にすると、きれいな深紅の色のお酒になり、昔から薬用酒として愛飲されているそうです
“八つ手”の花は冬の花です
昨日は立冬・今朝は格別に冷えた感じがしました
冬 が始まってきたのでしょうね
先日、公園を散策 中 “八つ手” の花が咲き始めているのを見つけました
“八つ手”は、ウコギ科の常緑低木で、20cm以上もある大きな手状の葉をつけます この葉はやや厚手でつやがあり、通常7つまたは9つ(奇数)に裂けています なぜか8つに裂けることは無いというのですが、なのに名前は八つ手とは??
“八つ手”は昔から魔除けとして、玄関付近によく植えられてきました 大きな葉っぱが天狗が魔物を追い払う団扇に似ていると考えられた為のようです
見かけた“八つ手”の花はほんの咲き始めで、これから寒さが増すにつれよく咲きます
球状の散形花序がもりもり形に集まって、円錐花序を作って咲きますが、寒さで他の花が咲かない真冬時期に咲く“八つ手”は虫たちにとって貴重な食料源の花のようです
まだ咲き始めたばかりの花に、なにやら小さな虫がいるのでパチリ! したら、「蟻(アリ)」君でした 大分寒くなってきているのに、まだ働いているのかな
“八つ手”の 花言葉は、「 分別 」、「 親しみ 」、「 固い絆 」、「 頼もしい味方 」 です
厳しい冬に虫たちにとって、「頼もしい味方」なんですね
“ヤマハゼ”が紅葉始めました
今年は例年より確かに暖かいみたいです 今日は立冬
・やっと庭の木々が少しづつ色付いてきました そろそろ寒さが近づいてきたようです
数日前近くの公園を散策したら、“ヤマハゼ”の木が紅葉 はじめたのに気がつきました
“ヤマハゼ”は、 “ウルシ” の仲間です 雌雄異株の落葉小高木(=高さ:3~6m)で、関東地方~九州の暖地の山地に生えます 株立ち状に生えるので、紅葉姿のやさしさが洋風庭木としてとても似合っているように思えます
葉は奇数羽状複葉で互生し、ちょっと “ナナカマド” に似てるなとおもっています 葉軸は赤味を帯び、葉面には毛が生えており、“ハゼノキ”との見分け方になっているようです 但しなんせウルシの仲間なので、むやみに触らないのが無難のようです
葉腋から円錐花序を出し、花期の5~6月・黄緑色の小さな花を沢山咲かせます 秋(10~11月)になると、光沢のある黄褐色をした実を房状につけます
核果はゆがんだ扁球形で、すべすべしておりつやがあります
仲間の“ヤマウルシ”には、核果に短剛毛があり、つやもありません
尚殻(皮)の中にある実が白ければ、“ハゼノキ”で黄色であれば、“ヤマハゼ”と、実でも区別できるそうです
この実は「木蝋(もくろう)」として軟膏などの其剤に利用できるので、中国では「木蝋樹」とよばれているそうです
“サンシュウ(山茱萸)”の実が紅く色付きました
先月中頃から、庭の“サンシュウ”が赤く色づいてきました 今年は暖かいせいか葉はまだ青々としていますが、葉陰で朱色に色付いた実が照る陽に映えて輝いて見えました
今年は例年よりあったかいですね 11月に入ってマイジャングル庭も少し紅葉が始まってきました
マイ庭の “サンシュウ” は小鳥が運んできたもので、種が芽を出して約十年経ちました
一昨年初めて数個の実が生り、去年は20~30個くらい実がつきました
今年、葉がすこし黄ばみを見せはじめた今、すごいすごい・ビッシリと実がつきました
“サンシュウ”は朝鮮半島原産の落葉の小高木で、日本には江戸時代中期に薬用植物として渡来したそうです
早春に黄色い花を咲かせるところから、別名で“春黄金花(ハルコガネバナ)”といい、秋になると紅くサクランボ状の実がつくので、“秋珊瑚(アキサンゴ)”とも呼ばれます
花は毎年早春にはマイ庭に限らず、よく見かけていたのですが、紅くなった実はなかなか見れずにいましたが、沢山なった実を見てうれしくなりました
数日前、鮮やかに紅色に色付いた実を収穫しました 楕円形の果実は甘くて美味しそうに見え、かじってみたら、渋みがあって生食は・・・あまり美味しくありませんでした
とりあえず500gほど採取し、果実酒を作ることにしました
採ったばかりの果実は、とても赤色が濃くやわらかそうですが、ふれてみると固い実なので、2日程熟すように軽く天日にあてました 砂糖400g、焼酎1.8リットルで漬け込みし、暗所で保管です
通常、「サンシュウ酒」作りには、乾燥した実を使うようですが、生でどんな果実酒が出来るでしょうか 3ヶ月以上このままじっと待ちましょう・・・楽しみです
“サンシュユ”の果実は、滋養・強壮、止血、解熱作用の薬効があるといわれ漢方薬にもなっているそうですから、うまくできるといいなぁ~
群馬北部・水上方面の紅葉を見ながら・・・ 大古を偲ぶ
先日、谷川岳周辺の紅葉 を眺めてきました その帰り道・国道R17沿いの利根・「月夜野」を通りました
「月夜野」の地は、平安中期三十六歌仙の一人・源順(みなもと の したがう)がこの地に巡行した際、山にかかる月を見て、「よき月よのかな」と歌を詠んだといわれ名の由来になっています
JR新幹線・上毛高原駅近くに在る「道の駅・月夜野矢瀬親水公園」に立ち寄り、利根・月夜野の紅葉 を愛でました 紅葉はこれから本番です
「矢瀬親水公園」は、縄文時代の集落跡である史跡「矢瀬遺跡」を配した、総面積3・5ヘクタールの親水公園です
「矢瀬遺跡」は国の指定史跡で、利根川によって出来た河岸段丘の最下面にあった縄文後期の村跡と見られたものを復元したものだそうです
発掘成果を元に、村は人工の水場を中心に作られ、中央には祭祀場や墓地があり、その外側をぐるっと囲むように住居が配置されています 現在、水場の跡や茅葺き住居、また高床建物やお墓などが復元され、村の様子が再現されていますが、休憩所なども造られているので、3000年前の世界が時を越えて今あるように思えます
奥の建物は 縄文住居です ・ 右奥の材木櫓組は、祭祀場です
公園の片隅に、 「源義家」の弓引く像がありました
「源 義家」は、平安時代後期(11世紀末)の武将で、「八幡太郎(はちまんたろう)」の通称でも知られ、源氏の武家棟梁たる地位を作った象徴とされる人物です 後に武家政権鎌倉幕府を開いた源頼朝、室町幕府の足利尊氏などの祖先に当たることから、後世では英雄視された理由になったと思われますが、彼の実生涯は猛将として戦いに明け暮れ、政治にもみくちゃにされ、不遇であったとも見られます
月夜野・矢瀬の地で、「源義家」が奥州征伐の時、敵残党狩りのため利根の急流を渡ろうとして、渡河の位置を矢で射て指示している像だそうです
数十メートルはあったであろう利根川の川幅を飛び越える矢を放つ事にも驚くけど、そんな矢を目印に大軍が渡河する目印になったというのも、信じがたい逸話です
「義家」の神話もどきの逸話は幾つもあるそうですから、まんざら嘘ではないのでしょう
“ノコンギク(?)” & “ヨメナ(?)”→ 簡単に、“野菊”にくる虫
“野菊”の咲く時期になりました 秋の野山は、“野菊”が、とっても似合ってます
先月(10月)下旬ですが、群馬・榛名山麓の渋川公園に行った折、松林の根元に “ノコンギク” が群落で咲いているのをみつけました
薄紫色の花がなんとも叙情的です
“ノコンギク”の花は10月~11月・野山に咲きます 種類多い野菊の仲間ですから、特徴づけが難しいのですが、しいていうと葉は互生していて、楕円形・上半部にギザギザがあり、両面に毛があります
“ハナアブ”が花に飛んできて、吸蜜していましたが、秋深まる中、虫たちには最後の晩餐になるのかも
“ノコンギク”の花言葉は、「 指導 」、 「 戦い 」、 「 勇敢 」 です
散策 している松林の奥には、“ヨメナ”の花と思うのですが、緑陰の中で白い花が気品ある様子で咲いていました
実は“ヨメナ”と“ノコンギク”の花形はよく似ており、私のいい加減な知識では見極めできません とにかくよく見ると、花びらの枚数、花色の具合、葉縁のギザギザの出来方等違っており、同じ環境で育っているのに、同じ花ではないなと思い、思い込み一杯で、“ヨメナ”だぁ~と決めちゃいました
忘れてました “ヨメナ”の花は普通は薄紫色が多いようで、画像の白花は“シロヨメナ”だと思っています
“ヨメナ”の花に、“ヒメアカタテハ”が吸蜜にやってきました “ヒメアカタテハ”は成虫で越冬できるらしいのですが、“アカタテハ”が樹液などに集まるのとは違って、花のみに集まるそうです 花の少ない冬を越すのはさぞ大変でしょうね
“ヨメナ”を詠った一首を見つけました
“ 朝冷えて 来ていたるなり 初花の ヨメナのひとつ なつかしく咲く ” ( 鳥海 昭子 )
“ヨメナ”の花言葉は、 「 女性の愛情 」、 「 隠れた美しさ 」 です
群馬・「土合(どあい)駅」周辺の紅葉です
先日谷川岳天神平のロープウェイから付近の眺望を楽しみました ロープウェイ土合口へは、関越道・水上ICを下り、水上温泉~湯檜曽温泉を抜け、「土合の駅」前を通り、九十九折の急坂を上りつめて行きます
「土合」だなんて面白い地名です 「土合」の由来は、街道と街道の合流点「道合」からの変化で、(みちあい→どうあい→どあい)となったとされています また川と川の合流点「洞合い」が語源とされたのだとも云われます
トンネル駅とも呼ばれる「土合の駅」は、群馬・水上・湯檜曽にあるJR東日本上越線の駅で、群馬県内の普通鉄道の駅では最北端に位置しています
「土合駅」の「土合」は古くは「土井の庄」と呼ばれていたといわれ、水上温泉郷の入り口でもあることから、「ドアヒ」という燃土の古語からが語源だとする説もあるそうです
「土合駅」前の紅葉です 向って最奥は「高倉山(標高:1448m)」だと思います
「土合の駅」は、上下のホーム間が大きく離れている駅です
上越線の複線化の際に下りホームを地下70mの新清水トンネル内に設置したことによるもので、駅舎と上りホームのある地上と下りホームの高さは81mもの高低差があります
このため下りホームから駅舎に行くには、ほぼ一直線に伸びる462段の階段を上り、143mの連絡通路を抜け更に24段の階段を上がっていく必要があるそうです
このため乗り換えには徒歩約10分程度が必要で、駅舎の改札口では発車10分前に打ち切るようにしていたそうです
「土合の駅」駅舎玄関です
下りホームへの階段です
小雨が少し降る中、駅前の道路を、谷川岳ロープウェイ土合口に向います 急坂を走るにつれ、気のせいか周囲の紅葉は色濃くなっていくように見えました
雪止めトンネルをくぐって、目の前が開けた道路脇に、慰霊の彫刻碑が建てられた園地がありました この園地は「遭難慰霊碑」等を集めた「土合霊園地」と呼ばれているようです
園地から雪止めトンネル越しに見た紅葉風景です
園地から土合駅を見下ろしたのですが、駅舎は山陰で見えません (中央の道路は湯檜曽温泉で、両側は湯檜曽親水公園になっています)
遭難者を悼んで建てられた「山の鎮の像」
手前:谷川岳のドクトル碑 奥:開拓を讃える碑
後ろの山は、 赤沢山(1328m)
谷川の山々は、紅葉が始まったばかりです
群馬・伊香保温泉「水澤観音」の万葉歌碑
すっかり秋めいて、群馬の山は紅葉 が大分見頃になっています 今日は文化の日・お天気も良さそうだから、見に行ってみたいけど、車
が込みそうだから、
じっと・・・かな
先頃群馬・渋川の渋川運動公園に秋探し(・・・キノコでもないかなと思って )した際、通りすがりの伊香保温泉・水澤観音で、ちょっと一休みしました
このときはまだ紅葉はほんの少し葉が色付き始めた感じで、緑多く、秋はこれからでした
五徳山・水澤観音は坂東33番札所の16番の天台宗派のお寺で、伊香保温泉に近いので遠路からの観光客で年中賑わっています・・・そばには「水澤うどん」の名で、こしのあるうどんが売り物のうどん屋さんが軒を並べており賑わいの理由にもなっています
参道を上がった仁王門横の境内・車で上れば、九十九折の急坂の道があがった道横の駐車場横に、伊香保温泉町(=現渋川市)で建立した『万葉歌碑』を見つけました
歌碑の周囲は、万葉集の中に詠われた万葉の草木が植えられいます
歌碑に彫り込まれた文字は、国文力のない私には読み解けませんが、幸い歌碑周囲には、幾種類かの説明石碑、看板が建てられ、万葉時代の空気を知る事が出来ました
歌碑横の看板です
伊香保の名は万葉の頃は、現在の榛名山一帯を指していたようで、八坂の堰は榛名山から流れる船尾滝の辺りの様におもえます
そんな事を思いながら、万葉歌碑の訳文を見てきました
万葉の頃、伊香保周辺に住んだ人たちの情感がとてもよく感じられ、一人で感激しての秋堪能でした なんでも感激するのは、老いた証拠かなとちょっぴり恥ずかしい気持ちです
群馬・谷川岳の錦秋
先日群馬・水上の紅葉を見てきました この日の水上は小雨交じりの日となり、霧がでて見えなくなるのではと思いながらも、谷川岳周囲の紅葉を見れたらなとロープウェイを目指しました
関越道・水上ICを下りて、水上温泉・湯檜曽温泉を 通り抜けるに従い、段々と周囲の木々には秋のふかまりが感じられました
JR土合の駅を右に見て走る頃から曲がりくねった坂道を上りますが、ハンドルを左右に切る度に小雨にぬれた紅葉がとても鮮やかで期待感が増してきていました
谷川岳のロープウェイには子供達がまだ小学生の頃つれてきて以来、乗っていませんでしたから随分時が経っています 現ロープウェイは2005年最新型ロープウェイ「フニテル」という名称で運行開始となっており、谷川岳土合口から天神平駅まで約7分、美しい展望とスリルに満ちた空中散歩が楽しめました
参考 「フニテル」とは、フランス語の「Funiculaire(綱索鉄道)」と「Teleferique(架空索道)」の造語で、2本のロープ幅がゴンドラ幅より広いロープウェイの愛称なんだそうです
山麓の土合口駅の立体駐車場に車を止め、ちょっと高い(=往復料金2000円)なと思いながら、ロープウェイに乗り込んだのですが、上がるにつれ、小雨に濡れたガラス越しが残念な以外、目の前に拡がっていくパノラマ風景の圧巻にすっかり雑念が去りました
眼下中央:山麓土合口駅です ( 画像のボケはガラスについた水滴です
)
ロープウェイで上がるほどに、紅葉の色合いは増す一方、小雨煙りで幾分ガスがかかっている為かやや白っぽく木々の頭が見え冬の兆しを感じさせました
「天神平駅」は、標高1321mの山腹に位置しています 駅の近隣一帯は、「天神平らスキー場」となっています 駅到着と共に小雨がやみ、陽が少し射しました 虹がかかり、向かいの山の紅葉の色合いとマッチして見え、その綺麗さにすごく感激しました
向いの山は、雲がかかり、眺望は望めませんでしたが、天気なら笠岳、朝日岳が正面にあるそうです
秋の山野草
紅葉が始まっています この秋に撮り貯めた野草の秋姿を紹介しましょう 今山に行けば、見られますよ
秋姿では花はすっかり新しい生命の源に姿を変えています あまりの変わりように、花の名前もなかなかわかりません
この種子はどんな花が咲いていたのでしょう
まずは「乗鞍高原・一の瀬園地」で先日撮ったものですが、名前分りますか!?
「女神湖」の秋です 湖畔の草紅葉に混ざって、“ヤマハハコ”が咲いていました もうまもなく花は終わりのようでした
秋の湿原で草紅葉の代表的な“タカトウダイ”が色付いてきています 「女神湖」の湖畔の湿原では、秋深まってきていました
“ギボシ”の種が弾けようとしています 「乗鞍高原」のバスターミナルで撮ったものです 寒さが次第に強まってきているのかも知れません なんか何かを束ねて乾燥でもしているように見えますが、何だろう!?
数日前、榛名山麓の山野草園で見つけた“サラシナショウマ”です まだ花柄の残ったものもありましたが、きれいに殻の残った姿が面白くパチリ !!しました
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