生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

万葉集から学ぼう!

2010年12月25日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
私は若い頃から西洋の文明に憧れ首を少々突っ込みすぎた反省をしています。それぞれの人生の流れからその勉強は感謝してはいますが今、改めて奈良時代について楽しみながら勉強をしています。万葉集や日本書紀、古事記はとても面白く、特に汚れと禊の思想は現代の心理療法の仕事には欠かせません。自分は汚れてしまい生きていてもしょうがないと高校生が言うのです。汚れの意味を聴いていくと私から見たら何と美しい人生だろう、と感動することすらあるのです。本人は汚れ切った自分に嫌悪感を感じて自殺したいと思っているのに私は何と美しい人生体験をしているのだろう、と青春に乾杯しているのです。この違いは知識、経験、人生観から生まれてきますが、どの年代でも人生観は確立出来ます。青春時代の人生観は生涯を支配すますので何が悪で何が善か、その識別を大人がキチンと教えていかないと青春時代を送る若者が可愛そうです。万葉集を生みだした奈良時代は日本人のアイデンティティーを形成した重要な時代なのでこの汚れと禊の思想は非常に重要です。万葉の時代の人々は和歌を表現、吐露することでストレス曲線を上手に解消していますが現代ではフォーカシングという方法で解消しているのですがこのフォーカシングは和歌と同じ理論です。
:<自分の人生:362-2>:

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