生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2024年09月16日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
万葉集に出てくる有名な長歌ですが首題の3人が争う長歌で、この歌を詠んだのは中大兄皇子です。「香具山は 畝火を愛しと 耳梨と 相争いき 神代より かくにあるらし 古昔も 然にあれこそ うつせもも 嬬を 争うらしき(巻一) 」この妻争いが原因で壬申の乱が、という学者もいるくらいです。さて、この中大兄皇子も、アボノオオカミを十分認識していたようですし、古代の人々はアボノオオカミについては庶民にいたるまで常識だったようです。現代の小学生でもこの大和三山の神聖さをしっていますが、ギリシャ神話での神々の愛や争いの事例のおかげで、どれだけ多くの人類が「自分は変だ」と発病していくのを防げた事か!愛の孤独感の苦しい心の世界で、益々、孤独感にさいなまれ、発病していく人類は後を絶ちません。病理論の勉強も大事なのですが数千年繰り返している類似事例を神話の中や奈良京都を訪問して知る神社仏閣での社伝を素直に耳傾けると難しい病理論も簡単に不要となるケースがあります。汚れと禊の思想は日本人をとても短時間の間に悩みから解放させてくれます。
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