生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

低級なものに興味を示す人の運命はいかに?

2009年03月02日 | 第6章:明るい感情の領域
何が低級で、何が高級かなどと、このブログで書こうものなら私はすぐやられてしまいます。一番最初に飛び込んでくる槍は<おまえほどの低級な人間は見たことがない>です。ロンドンの学会で若いころ、人の論文にケチをつけたことがあります。若気の至りでしたが、この時にもこれに近い反論が飛び込んできました。どの世界でも相手にケチをつけると、大体、この言葉が出てくるのが面白い現象です。しかしです、どの世界にも低級なもの、高級なものが存在しているものです。人間の生身の世界で一番関心の高い領域は<男女の性の世界>ですが、旧約聖書の雅歌は花嫁と花婿の愛と性の世界を歌いあげた作品(実は人類と神の愛の世界の比喩的な表現です)が、あの世界を低級という人はいません。同じ性の世界でも愛の世界でも何が低級で、何が高級なのかを決めるのは私達自身の問題でもあります。今回は槍は飛んでこないかも。:<人は考えた通りの人間になる:229-4>:

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