生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

現実吟味力を狂わせる原因は何だろう?

2009年03月04日 | 第6章:明るい感情の領域
人は幸福にならなければなりません。その為には<幸福の条件>と<幸福感>の違いをどうしても認識しておく必要があります。幸福の条件とは結婚相手は外交官の男性、女性なら財閥のお嬢様、という条件のこと。幸福感とは経済的、社会的な地位に関係なく、生物としての身体で感じ取る五感と体感での幸福感のことです。同じ幸福、と言う言葉からくるイメージでも、この違いは天と地の差があり,この違いを理解しておかないと現実吟味力が狂っていつてしまいます。今回は幸福の条件ではなく、<幸福感>が主人公ですが、この幸福感を感じ取る条件が一つあります。それが臨床心理学で<現実吟味力>と呼ばれる受容概念です。この現実吟味力が狂っていると幸福感を感じられるはずの現実を不幸と解釈してしまいます。終末治療の患者さんでも幸福感を感じながら尊い死を受け入れていく患者さんも存在しているのです。この現実を解釈するための心理療法の理論を思索していきます。辛い話ですが、避けて通ると益々、辛くなりますので正面から心理療法の理論を思索して、心からの幸福感を手にしていきます。
:<現実:230-1>:

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