生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

仲良しの犬と猿

2006年06月26日 | 第2章:心理療法の基本
私の友人で哲学者のA君は奇人変人として有名です。昔、何を考えたのか、突然、子犬と子猿を飼い始めたのですが、数年たって、その犬と猿がとても仲が良いので有名になり、週刊誌に掲載されました。食事の時、お皿は別なのに自分が最初に食べないで、相手の様子を見てから、食べるのです。まるで自分の子供かのように相手を見ているのです。対等の関係ではなく、互いを自分の子供かのように感じているようです。好き嫌いの感情もありますが、好き、という感情の方が、嫌い、という感情より強いようです。さて私の人生から嫌いな人間が居なくなったら人生、つまらないなあ、と思います。刺激もなく、退屈です。周囲が全部嫌いな人間ばかりなら、私は病気になりますが、50人中、1人程度の割合で嫌いな人間が居てくれるので、私は自分の幸福が認識できるのでしょう。私が今も元気にしていて、色々の困難を生き抜いてきた最大の知恵は、いい加減な所、全てを水に流す性格、都合の悪い事は聞こえないふりをする性格かなあ:<人嫌い論:93-5>:

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1 コメント

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でも、やっぱり嫌いな人 (kimura)
2006-06-28 08:36:59
こっちが、低姿勢で丁寧な物腰で応対していると、だんだん、いや「おとなしい人間には強く出る」って人いますよね。こっちから強く出ると、向こうもなにか感じて、やや丁寧になる。こんな人に出会うと、もうがっかり。若い頃は張り合ったりしましたが、今はもうそんな人と話をするのが疲れます。そんな経験って、ないですか?

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