患者さんが健康な人に向かって吐き捨てるように言う言葉<この病気でないあなたになんか、分かりっこない>を巡り考えていきます。言う方も言われる方も非常に辛い場面です。病気ばかりでなく不慮の飛行機事故での被害者、通り魔による殺人事件、戦争に駆り出された人々、それぞれが吐き捨てる言葉<当事者でないあなたになんか、分かりっこない>。この言葉を<言われた人々の哀しさ、愛の喪失感、愛の孤独感>を<言った人>は考えません。このグループには永遠の冷たさが支配します。さて重症でも、悲劇的な事故に遭遇しても、(あなたになんか、私の気持ちは分からない)と(言わない人)もいます。その患者さん、被害者に対して、黙々と暖かい眼差しと温かい手を差し出しながら、虚しい言葉を発しないで生きている人も沢山います。このグループには永遠の温かさがあります。この<あなたになんか、わからない>という言葉をもう一度、静かに考えてみたいものです。
:<現実:230-2>:
いつもクリックして下さり有難うございます。感謝いたします。
人気blogランキング
:<現実:230-2>:
いつもクリックして下さり有難うございます。感謝いたします。
人気blogランキング
>あなたになんか、分かりっこない
という言葉を数年前に言われた時のなんとも言えない気持ちを思い出しました。
私はわりと人の言葉を良い方に解釈する方なので、日ごろの人間関係もスムーズですが、
この時はさすがに落ち込みました。
で、どんなふうに感じたかと言うと、
友人と思っている人に拒絶された、それと一番感じたのは、責任を転嫁されたような・・、背景を言わないと今一わからないかもしれませんが。
ほんとにこの言葉は致命的です、実際その後その人とは一切連絡とらなくなってしまいました。