生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2020年10月05日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
相手の激しい<好き、嫌い、怖い、怖くない>と言う4つの原初感情に触れて慌てる自分を許せない人がいますが、慌てる方が当たり前なのです。面と向かって、嫌いと言われて慌てない人、悲しまない人のほうが変です。しかし日本文化の中では欧米に比べて感情は抑え気味ですし、玉虫色の感情表現が好まれますので、西洋映画のようにストレートに表現するのは歓迎されません。ただこれから21世紀に向かい<自己愛パースナリテイ障害:健全に愛し愛される方法を知らず感謝も知らない人に見られる病理:>の患者さんが激増すると言われている現代社会では、好き、嫌い、怖い、怖くないという重要な感情表現のあり方について思索し修行しておいたほうがいいようです。愛情に深く関係してくる<好き嫌い>を上手に感情表現する修行を積むと<信頼できる友人>を獲得出来ます。真実の友人は好き嫌いを正直に表現できる範囲から生まれるからです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする