明治政府の重鎮・大山巌夫人の捨松は8歳の頃に会津城に籠城しています。12歳の頃女子留学生に選ばれアメリカに留学、帰国後、薩摩藩士、かつ、会津城突入の大山巌にプロポーズされて24歳の時、家族の大反対を押し切り結婚します。鹿鳴館の貴婦人といわれ、当時の外交に一役買ったそうです。看護学校を設立したり、この籠城の苦しい体験を平和に役立たせた女性です。会津魂をそれぞれの人生の中で開花させた会津の女性に改めて敬意を表します。厳しい環境を乗り切り自己実現への道を模索しつつ美しく生命を開花させていく会津の女性達、この東日本大震災でも是非、逞しく生き抜いて下さい。
:<比較宗教学の視点からの心の旅:49>
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