由良弥生さんという方が書いた「新島八重と幕末:副題 会津に咲いた八重の桜」を読んでいますが、なかなか面白く、かつ、胸の裂けるような切ない歴史を感じます。会津若松城(鶴ヶ城)の悲劇や白虎隊の話は途中で読書を止めたくなりますが、それでも読み進む内に八重の兄が明治政府にとりたてられていく経過も知り、大変驚いています。「生き甲斐の心理学」はやはり生き延びていく人々に焦点を当てながら、それでも厳しい現実を明るく元気に生き抜いていく知恵を大事にしたい、としみじみ思いました。殉教や殉ずる思想も大事にしたいとは思いますが、明るく元気に爽やかに生き抜く知恵を探りたいと思いました。
:<比較宗教学の視点からの心の旅:52>
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