生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

甘える時は甘えよう!

2013年02月23日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
大河ドラマを見ながら東日本大震災をいつも考えています。自分だけが何故、生き残ったのかという自問自答を拝聴すると、本当に切なくなります。災害地の方に限らず、甘える時は大いに甘えるのが必要なのですが、この心理療法は非常に難しく、病的な甘えと健全な甘えの違いを学習するには相当の時間が必要です。更には日本人の精神構造の中に「甘えの構造」と「汚れと禊」の思想がありますが、この二つが病的に結びつくと自死を選んだりします。それは間違いです。自分一人が何故、生きたのか、そこに罪悪感を感じる事例はこの汚れと禊の思想が悪い方向に展開した場合です。一人生き残った人は死んでいった人の分まで幸福になる役割を感じて欲しいものです。戊辰戦争で生き残った逞しい会津の人々の生き方を是非、再考して欲しいものです。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:50>

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