生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

無意識の世界からの投影:その二

2013年02月01日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
自分でも理解不能のイライラがこの事例の代表的な事例です。自分がイライラしているなあ、と気付けば良いほうで、本人そのものが、イライラしている事に気付かず、周辺に八つ当たりしています。あなたの周辺に、このような人はいませんか?周囲も迷惑ですが本人は悲劇的です。そのうち誰も相手にしなくなるでしょう。たまたま企業の各部門の長、大官庁のそれぞれの組織での長、色々ですがその組織の配下がたまりません。このイライラの人の原因は70億の人類の、それぞれの生活環境で理由は全部違いますが、学問はその理由をその人の成育史での理想と現実のギャップからくるストレス曲線(不安感、怒り、身体症状、鬱、錯乱の5つ)が原因だと解釈しています。このストレス曲線は意識化されているものと、無意識の世界からの投影があります。こうありたい、あらねばならない、という理想の領域と現実のギャップから生まれるのがストレス曲線です。現実の解釈に病的なものがあれば、益々、そのギャップは大きくなります。当たり散らす人の取り扱いは、この心の仕組みを理解した人でないと対処は不可能です。成育史上の理想は3つあります。魂の領域(神仏への問題)、成育史上の心の傷、身体からくる医学的な問題、この3つです。この3つの大問題が意識、無意識の世界に存在していて、その取り扱いを学問、特に生き甲斐の心理学では重視していますので、なまはんかな知識では、それぞれの人への対処は困難を極めます。さあ、誰がその人を救うのでしょうか?こうした問題を抱えながれ人類は数千年生きています。身近な所で、この心の仕組みをきちんと勉強している人がいれば、その周辺は小さいけれども心のともしびがつくでしょう。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:28>

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