生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

那須の修道院の森を流れる風の音

2013年02月10日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
那須の修道院で眠りに就いたのですが周囲の森の中を通過していく強い風の音を聞きました。海での波音もそうなのですが、風の音を聞いて私の身体が何となく、ぞーっとしたのです。怨霊に遭遇したような「ぞーっと」した感じでなく大自然の中に私一人だけ、ぽーんと、放り出された時のよな何とも言えない孤独感というか、この世に一人だけ取り残されたような感じでした。しかし、心の中での、その孤独感のあと、得も言われない暖かい感情が突然、すーっと流れ込んできたのです。大自然の中に放り出され、その後、大自然から暖かい幸せない感情が静かに流れ込んできたこの体験は何でしょう?自由意思に関係なく、この激しい感情を突然、起こさせた契機は、風の音ですが、何とも不思議な音でした。日本人は清らかな水の流れを見ると禊を体感します。今回は水でなく「風」でしたが、大自然での癒しの不思議さをしみじみと感謝した旅でした。富士山の樹海の中、海での波音、湖、大きな樹木、奇妙な岩、美しい花畑、小鳥の鳴き声、そんな自然でも音は不思議な癒しの音でもあります。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:37>

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