生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

伝説を楽しもう!

2012年10月02日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
歴史をより正確に学ぶ事も楽しいのですが全国各地に散在する伝説もまた楽しいものです。私が疎開していた越後の山奥に面白い話がありました。第二次世界大戦が終わり疎開した所に伝わる民話です。その民話はいつ生まれたのかわかりませんが多分、江戸時代にはすでにあったと思われます。その村の民話ですが、大変貧しく食べるものも困っていた家族がいました。5人の妹と弟がいましたが、優しい一番人上のその娘は、あまりにも貧しい自分の家族の生活振りを何とか助ける為に村の北側にある山の中の小さいけれども底なし沼に行きます。その沼の神様に祈り、自分はこの身をあなた様にささげるので、この沼のほとりに毎日、ご飯を沢山、沼の岸辺に置いて下さいと、大きな石を胸にいたいて飛び込みます。沼の神様はあわれにおもい毎日、大きな大きなおにぎりを一つだけ沼の淵においてくれましたので、その家族は救われたという民話です。疎開先の民話ですが、何とも哀れなその娘に恋を感じた少年時代を思い出しています。;<心の世界を飛び回る:179>

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