生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

感謝と憎悪、どちらが自由な心を生むか?

2008年11月17日 | 第6章:明るい感情の領域
憎しみの感情があると心の自由は生まれません。同じ病気の人でも幸せな気分で生き抜いている人と人生を怨んで生きている人がいるのは何故でしょうか?答えは日々の出来事の解釈の仕方に問題があります。コップの中の水が半分の時、まだ水があると感謝するタイプと,もう水が無いと不満を言うタイプの違いです。この違いはどこからくるのでしょうか?その答えは人間観にあります。人間の心とは何か?<人間の心の本質はもともと不安なのです>という真理を知らないからです。不安定な人間、宇宙の中の小さな人間の存在そのものが不安定なことに気づいていないと、いまこうして生きていること自体が感謝の状態であることに気づきません。もっと焦点を絞ると呼吸が出来る幸せな自分、心臓が動いている幸せな自分に、ああ、生きていて幸せだと手を合わせる哲学がないと何をしても幸せは訪れません。この基本哲学を生き甲斐の心理学では平安感の原型と言います。:<感情転移:208-4>:
人気blogランキング <クリック有難うございます>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする