心の世界は自由な世界です。しかし本気でそう思っている人は少ないようです。難しい病気、過去の忌まわしい思い出、将来の不安から神経症になる人が沢山います。さて本来の心は、このような事情があったとしても、非常に自由な世界です。人間の心だけは、その気になれば、いつも自由でのびのびした世界です。囚われさえなければ、心は犯される事はありません。心は一日、5分でけでいいので、本来は何物にも侵入される事のない世界である事を、時々立ち止まり意識し知覚して生きていきましょう。希望、欲望、忌まわしい事に囚われ出すと、その自由な心の世界が不自由になりだします。希望に燃えていきいきと生きる事は大切ですが、時々森の散歩、旅、お風呂、トイレで、本来、心は自由なのだ、と改めて意識すると毎日素晴らしい知恵の泉がこんこんと湧き出します。:<無防備論:142-5>:
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