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「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」坪田信貴

2015年07月19日 15時54分02秒 | 読書
「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」坪田信貴




評判の本だし,一応こちとら教育者だし.ってことで,まあ読んでおこうか,みたいな理由で読み始めた本書.

面白かったし,いろいろと考えさせられる内容があった.

読む価値は大いにあります.読んでよかった.

志と努力を継続する意志の力があれば,大抵のことはできるということなんだけど,今の世の中,その両方を邪魔する要素に満ち溢れていることが問題なんだ.
よい教育者とは,生徒に降りかかる邪魔な要素を一つ一つ取り除いてあげることなんです.

当然,教育とはマントゥマンにならざるを得ない.

しかし,基本的に学校教育は教室で,1対多数です.

だから,学校では真の教育はできない.
これが現実です.

教育ができるのは,塾か大学です.
大学は先生の努力次第では,マンツーマン教育が可能だからです.

やろうとすれば大変ですけどね.不可能ではない.

ただひとつ不満な点は,慶応に入ることだけが目的であるかのような書き方になっていること.
慶応に入って何がやりたいかをもっと出してくれれば,もっと良かった.


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