書く仕事

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「つくられた明日」眉村卓

2014年03月02日 15時14分12秒 | 読書
「つくられた明日」眉村卓




私の昔の趣味に走って読んだ本ですので,強くお勧めするつもりはありません.

実は中学~高校の間SF小説に凝っていましてね.

ハヤカワのSFマガジンなんてのを読んでいた.

当時,アーサーCクラーク,アイザックアシモフ,ロバートAハインライン,日本では小松左京,筒井康隆,星新一,等を夢中になって読んでいたのです.

眉村卓さんの本は上記のビッグネームのような大向うをうならせる大作はないのですが,ピリッとスパイスの効いた小気味良いSFを書いていらっしゃって,よく読みました.

ただ,この本は今回が初読です.

読みながら,でも,ああ,こういうのを読んでいたなあという感慨をもったしだい.

物語は,中学3年生で新聞部員の永山誠一クンが,未来から来た,悪人のタイムトラベラーを,同じく未来から来た善人のタイムトラベラーと力を合わせてやっつけるというもので,何とも...という内容なのですが,昔を懐かしむ気持ちで楽しく読んでしまいました.