書く仕事

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ストレス

2011年11月23日 22時47分57秒 | 日記
どんなに科学が進歩しても、人の心の中は未だに謎に満ちている。

ここ10年くらいの脳科学の進歩のおかげで、脳の機能についてはずいぶんわかるようになりました。
しかし、これらの進歩は、いわばHOW の解明でしかない。

人類が求めているのはWHYなんです。
なぜ、脳はその様に働くのか?

タイトルのストレスが、その典型的な例。

ストレスがかかって緊張すると脳のどの部位が活性化して、どんな脳内物質が分泌して、という働きはほとんど解明されている。
しかし、ある出来事、例えば,仕事上の失敗をしたとき,感じるストレスの強さは人によって全然違う.

ストレスどころか,苦笑いひとつしてそれで終わりという人もいれば,長期間落ち込んでしまう人もいる.

その差はどこにあるのか,つまりその人の脳が「なぜ」そのような反応をするのかということは未だに謎なんですね.

ここで,重要な点は,かかった物理的なストレス(出来事といった方がいいかも)は同じでも,その人が最終的に感じる脳内のストレスはまったく異なるということ.

その事実だけから言える事は,『脳内のストレスはその人自身の脳が作り出している』ということです.

どんな悲惨な出来事があっても,へらへらしている人もいれば,ちょっとした出来事で落ち込む人もいる.

これらの傍証から言える事は脳内のストレスは,ほかの誰でもない,「自分自身が作り出している」としか言いようがないのです.

不幸な出来事に出会った人の立場から言うと,「とんでもない.私の不幸はあんなひどい出来事があったからだ」と,おっしゃると思います.

もちろん,それは否定しない.

悲惨な出来事がきっかけであるのは間違いない,ましてやストレスを感じていることを批判しているのではないのです.

心の問題は脳の問題であるということ,喜怒哀楽の感情はすべて脳の働きによるものということが共通認識ならば,脳の働きに対して,人間がちょっとした工夫をすることで不幸な感情のボリュームを多少なりとも軽減できる可能性を考えてみたいのです.

よく,深呼吸をすると心が落ち着くと言われていますが,あれは本当ですね.

私も以前は学会発表の前などよく胃が痛くなっていましたけど,腹式呼吸で数分間深呼吸すると,気持ちが楽になるのを実感していますから.

例えば,そのようなノウハウを不幸な出来事や悲しみから立ち上がるために実践できないかなとも思います.

ただし,良寛さんも仰っていますが,「災難にあうときは災難にあうがよく候.」
事実は事実として,出来事は出来事としてまずは受け入れよ,ということか.
出来事自体をいくら心で否定しても,事実は変わらない.まずは一旦無条件で受け入れることが肝心なのでしょう.

変にストレスを回避しようとするのはかえって良くないかもしれません.

事実を受け入れた後の心の動きをコントロールすることが目標ですかね.

ま,これから少しずつ考えて生きたいと思います.

11月22日(火)のつぶやき

2011年11月23日 02時58分48秒 | 日記
22:03 from web
RT @sohbunshu: 夢や希望を強調する人が多いが、そんなものがなくても明るく生きることができる。ただ生きるだけ、家族と共に、仲間と共に、日月風水花葉草木と共に。
22:06 from web
DeNAの横浜買収成功するかな?ところで,DeNAを「デナ」って読もうとしたのは僕だけ?
22:47 from mixi ボイス
塾帰りの娘を迎えに行って寒さに震え上がりました.もっと,暖かいものを着ていかなくちゃあ.
by kumacoollife on Twitter