散 歩 B L O G

歩くことが唯一の趣味ですから。

幸福駅

2011-05-15 | Weblog
流行ったのは知っている。「愛国から幸福ゆき」の切符とか、キーホルダーとか、そういうの。

ブームになっても国鉄の広尾線は採算が成り立たず、'87年廃線になり、愛国駅も幸福駅も
廃駅になったという話だけど、それからも観光客はクルマで訪ねてくる。


駅舎は名刺だらけ

とかち帯広空港から近い。鉄道は廃線になっているから、みんなレンタカーや観光バスで
やってくる。画鋲で名刺を留めたり、記念のメッセージを留めたりするのが流儀らしくて、
神社に結ばれたおみくじや、奉納された絵馬みたいになっている。

福井県から入植した人が多いから、アイヌの地名に福の字をあてて「幸福」になったとか。


結婚式やってた

愛国駅、大正駅、幸福駅・・・・・・どちらかというと悲願のこもった切ない地名に感じるけど、
ロマンチックだと思う人が多かったからブームにもなり、駅で結婚する人もいる。


まわりは牧場と畑

このあたりも3月11日の東日本大震災のとき、震度3ぐらいの揺れがあり、また奥尻島が
揺れたのかと地元の人は思ったとか。東北だなんて考えなかった。

関東と違って水も放射能に汚染されていないし、乳製品もたっぷりあるのが自慢なのに、
それでも一時期スーパーで買い占めがあったというから人間って面白い!


帯広といえば豚丼

いっしょに、じゃがいもをふかしたの何の気なしに食べたら非常においしくて幸福だった。
「じゃがいもほどうまいものはないね」ってツイッターでつぶやくと、激しく同意した人が
東京に1名(会社の同期)。じゃがいもおごる約束した。


幸福ってなんだろう

北海道に来るたび不思議に思うのは、他の土地では感じない音楽的な幸福感に襲われる
のはどうしてだろうということで、いつも我が身を振り返るけど理由がわからない。

札幌だろうと旭川だろうと帯広だろうと網走だろうと感じる、ビビッとしたものは果たして
なんだろうか? ルーツなのか? 前世が熊か何か? うーん全然わからない。
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