散 歩 B L O G

歩くことが唯一の趣味ですから。

若狭神宮寺

2011-06-12 | Weblog
福井県の小浜市まで、東京から行くには電車で5時間ぐらいかかる。駅でレンタサイクルを
借りて、ギシギシいうのも構わずに漕ぎだす。


かすれてるけど…

東小浜から若狭神宮寺までは一本道だから、迷いっこない。ずう~っと上り坂で、両腿を
だるぅ~くしながらママチャリをギシギシ漕いでいく。水を買っておけばよかった。


でも田んぼしかない

途中に自動販売機ぐらいあるだろうと思ったけど、ぜんぜんなかった。そのうち、目的地に
ついた。喉かわいた。


若狭神宮寺

大陸や半島に近いから、若狭は白鳳以前からひらけた土地だったそうな。奥にある門を
正面から見ると、こう。


仁王門

門をくぐると、向こうの丘まで一本道になっている。ゆるい傾斜になっていて、せせらぐ
水の音がきこえる。喉かわいた。


神社みたいな寺だな…

あの山がご神体だったんだろうけど、そのうち仏教が盛んになって、お寺になったのかな。
神宮寺っていうくらいだから。


砂利道になって丘を登る

水のせせらぐ音をずっと耳にしながら歩く。寺についたら、手水で口をすすいで喉を潤すんだ。


本堂

注連縄あるし、紙垂ついてるし、やっぱり神社みたいだな…。奈良の東大寺の二月堂にある
若狭井で「御水取り」の行事をやるころ、その水源があるという若狭神宮寺で「御水送り」の
行事が行われるそうな。


そのときの護摩壇(焚火)のあと


そして件の井戸は…


こんな井戸です

大陸や半島からの文物と同じように、ここで取った水は若狭街道を通って奈良へ送られる
のかと思ったら、お寺の説明書きには「地下水脈を通して奈良へ送る」と書いてあった。


なんですと!

ものすごいパワーじゃないの、それ。腰が抜けたので、本堂に座って古い仏さんを眺め、
よっこいしょっと重い腰を上げて自転車のあるところまで戻った。このあとも引き続き、
レンタサイクルで若狭のお寺めぐりを続けるんだ。


じゃあね!
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