プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★老化(後編):勘違い

2013-06-18 08:52:17 | 日記・エッセイ・コラム

 本件の顛末だが、何となく釈然とせず、「3月」との表記を手掛かりに日記帳を調べたら、糖尿病の診察日に、「花粉症の飲み薬」を貰っていたことが判明した。

 記録がないのは、院内処方なので「お薬手帳」を使用しなかったからで、私の物忘れと分かり、「これも老化」と大笑いしたが、ことの本質を一笑に付す訳にはいかない。

 私は、花粉症の薬をお願いしたが、どんな薬が効くかを決めるのは医者で、患者が決められるものではない。ましてや、その薬がジェネリックに該当するかどうかを判断出来る筈も無い。

 行政側が診療機関を指導すれば良いことで、患者に後日、情報提供されても無意味だ。制度変更などを除けば、問い合わせに対応出来るようになっていれば十分と思える。


★老化(前編):余計なお世話

2013-06-17 10:34:09 | 日記・エッセイ・コラム

 市役所から、「ジェネリック医薬品に関するお知らせ」と題したハガキが届いた。

 医療機関で支払った薬剤の自己負担相当額に対して、ジェネリックに切り替えた場合に節減できる金額の対比表だった。しかし、医薬品名に心当たりがなく、薬局で提示する「お薬手帳」の記録にも該当する処方実績が無かった。

 最近、増えている「なりすまし犯罪?」かと疑心暗鬼に陥っていると、妻が、「市役所へ電話して訊いたら?」と言ったが、具体的な被害がないので、無視することにした。

 行政側の意図が、医療費の削減にあるのは理解するが、新たな施策が、あらたに別の問題(コストの増大)を生じている愚に気付いて欲しい。


★北陸の梅雨入りは??

2013-06-15 10:52:31 | 日記・エッセイ・コラム

 西の空に黒雲が立ち込め、今にも雨が降り出しそうな気配だったが、ようやく週4日ペースが定着して来たので、雨を覚悟でジョギングに出た。

001 20分程走った頃、ぽつりと雨粒が頭に落ちたが、むし暑い日が続いたせいか、心地よく感じられた。が、しだいに雨粒の落ちる間隔が短くなって来たので、急いで引き返した。

 昨夜の予報では、降水確率50%だったが、今朝のTVニュースでは70%に変わっていた。

 沖縄に梅雨あけ宣言が出て、関東では空梅雨かと騒いでいるが、北陸は、いまだに「梅雨入り」宣言が出ていない。


★老害

2013-06-14 09:41:23 | 日記・エッセイ・コラム

 世の中には、「タブー視」されるものがあるが、何がその対象になるかは、その人の影響力によって自ずと決まるもの。

 私のような老人が天下国家を論じたところで、社会的な影響力は皆無だし、また、読んだ人が信じるかどうかすら疑わしい。すぐに忘れられるか、馬鹿にされる程度で許される。

 一方、政治家や高級官僚の場合、国益に直結し、周辺への影響が大きいだけに慎重を期すべきだ。現職時は無論のこと、その職を辞してもなお、発言を封じなければいけないことがある。

 大阪市長の従軍慰安婦問題や野中元官房長官の尖閣棚上げ発言などは、一個人や私人の立場でと断ったところで、関係者の意識と受け止め方は別で、それなりの見識が求められる。


★古老のつぶやき⑥ぼやき

2013-06-13 09:03:15 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日の真夏日に続き、今日も朝から暑く、帽子と新調したサングラスを着用しジョグに出た。

 大乗寺の参道入り口から100m程の急坂にさしかかると、両側の木立が陽光を遮り、空気がひんやり感じられ、火照った身体に心地よかった。

 坂を登り切ると下りだが、妻が、丘陵公園の上りコースを選んだので、帽子をかぶり直し、追走しようとしたら、サングラスが無いのに気付いた。帽子にサングラスを挟んで走っていて、落としたらしく、逆走してみたが見つからなかった。

 紫外線の強弱でグラスの色が変化する優れもので惜しかったが、妻に、「どこかで誰かの役に立っていると思えば」と慰められ、物欲は消えたが、愛着は残った。「つぶやき」が「ぼやき」に変わったところで、本シリーズを終えたい。