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時悠人chosan流処世術

★老害

2013-06-14 09:41:23 | 日記・エッセイ・コラム

 世の中には、「タブー視」されるものがあるが、何がその対象になるかは、その人の影響力によって自ずと決まるもの。

 私のような老人が天下国家を論じたところで、社会的な影響力は皆無だし、また、読んだ人が信じるかどうかすら疑わしい。すぐに忘れられるか、馬鹿にされる程度で許される。

 一方、政治家や高級官僚の場合、国益に直結し、周辺への影響が大きいだけに慎重を期すべきだ。現職時は無論のこと、その職を辞してもなお、発言を封じなければいけないことがある。

 大阪市長の従軍慰安婦問題や野中元官房長官の尖閣棚上げ発言などは、一個人や私人の立場でと断ったところで、関係者の意識と受け止め方は別で、それなりの見識が求められる。