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プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★老化の適応能力

2010-10-13 09:28:37 | 日記・エッセイ・コラム

 11日の健康ランニング大会「2時間走」での腹痛による途中棄権は、断定出来ないがコンビニ弁当が原因らしい。

 早朝ジョグに出掛ける時は、サプリを携行し、走り終わってから食事をするが、レースの場合は当然、早めに食事をとる。一昨日は、二人同じ物を食べて、下痢をした。幸い症状は軽く、今日はすっかりいつも通りの生活に戻った。

 たとえ、店頭に並んでいるものが賞味期限内であっても、身体が弱っていれば異常が発生する。4か月ぶりの実戦は、走りだけでなく、体調も狂わせる事を失念した迂闊さを反省した。

 さて、15日に成田を発って、10月17日に開催される「第32回イスタンブール・ユーラシアマラソン」に参加し、その後、トルコ国内をのんびり周遊する予定だ。同大会は、フルと15㎞の二部制だが、フルを走る自信がなく、夫婦揃って15㎞の部にエントリーした。

 アジア側からスタートし、ボスポラス海峡を渡ってヨーロッパ側へ抜けるコースなので、観光気分を満喫出来そうだ。27日以降、結果報告と旅の思い出をお伝えしたい。


第20回健康ランニング大会

2010-10-11 16:24:46 | スポーツ

 10月9日から12日まで、第23回全国健康福祉祭(通称「ねんりんピック」)が石川県で開催されている。60歳以上の高齢者のスポーツ・文化の祭典で、全国から10,000名近くの参加者が来県している。

003_2 能登で行われたマラソン大会への誘いを断り、毎年「体育の日」に開催される「第20回健康ランニング大会」に参加した。国や自治体からの資金援助と違って、金沢中央走ろう会の手作り大会だ。昨夜の雨もあがり、会場の犀川河川敷の芝生が青空に映えまぶしく、気温も24度と暑すぎるコンディションだった。

 この大会は、順位を競うものではなく、申告した時間内にどれだけ走るかを計測する、いわば、「合同練習会」の趣きがある。30分から1・2・3時間と4部構成で、1往復2㎞のコースを往復するもので、我々夫婦は2時間走に出た。005 同時スタート制なので、100人位の小人数でもコース上にランナーが途切れることがない。いつもは、夫婦二人だけのジョギングなので、6月以来のレースの感覚を取り戻すよい機会だった。

 結果は、惨憺たるもので、妻は腹痛で1時間で棄権した。私も8往復した時点で、1時間52分だったが、もう1往復する気力が無かった。ゴール後、芝生に仰向けになったまま、しばらく身動き出来ないほど疲れた。今夏は、1時間以上走り込んだことがなく、良いトレーニングになった。


★小沢議員「強制起訴」に思う⑤終わりに

2010-10-09 10:00:34 | 日記・エッセイ・コラム

 本稿の終わりに小沢議員に期待するのは、「一兵卒」としての行動のあり方だ。氏は、一兵卒という言葉がお好きなようだが、本来の意味は「下積みの仕事に励む」兵士を指す。

 国会や党内の会議を欠席する行為は、一兵卒には許されない。何よりも、上司の許可や指示を仰ぐ立ち場のはず。彼の場合、一兵卒は独立独歩のステータスを誇示している風である。個人の見識と組織人としての律し方を混同する程、愚かなことはない。

 氏の国家ビジョンや政治構想には、傾聴に値するものが多々ある。戦後55年体制を破壊し、政権交代を成し遂げた功績者でもある。しかし、問題を解決した瞬間から、次の新たな問題が発生するのがこの世の宿命でもある。

 「ねじれ国会」は、我が国の民主主義が高次元に進む踊り場であり、今ほど、未来を託す人材育成が重要な時は無い。「松下政経塾」出身者が広い分野で活躍しているように、「小沢塾」議員の育成に「一兵卒」として励むことを期待したい。辞職や離党は、ご本人が判断するにせよ、一兵卒に徹すると言明した以上、言行一致を期待したい。それが私の知る小沢一郎だ。


★小沢議員「強制起訴」に思う④惜別

2010-10-08 08:58:14 | 日記・エッセイ・コラム

 小沢議員が昨日、「離党も議員辞職もしない」と言明した。熟慮を重ね、重い口を開いたら、中途半端な妥協をせず、頑固に筋を通す彼らしい決断だ。

 私は、かつて、氏の著書「日本改造計画」の冒頭の文章を読んだ時、不思議な感動を覚えた。以来、彼の言動を純粋な理想主義の視点で捉えるようになった。一種のファン心理のようで危険でもあったが、高邁な政治哲学と信じて疑わなかった。

 この20年間、剛腕・壊し屋と評され、常に政局の引き合いに出されながら、政治改革を主唱し続けた。政権交代を成し遂げるまでに民主党を育てあげた功績は、彼の力であることは疑いようもない。

 しかし、検察審査会の結論を民意とするなら、個人的な思いはしまい込むしかない。野党が国会で小沢氏の証人喚問要求や説明責任を追及するのは必至で、補正予算や23年度予算審議に影響するのは目に見えている。これでは、国民本位の政策実現のネックになるだけである。

 司法の判断が出るまで、推定無罪の立ち場ではあるが、政治家としての高度なモラルも求められる。また、「新しい政治」を期待した民意も裏切ることにはならないのか。彼の功績を評価するだけに、晩節を汚すことがないよう願うばかりである。


★小沢議員「強制起訴」に思う③民意

2010-10-07 09:45:31 | 日記・エッセイ・コラム

 「民意とは一体何ぞや?」と、思うことがある。日頃、何気なく使っているが、抽象的で、都合良く使い分けられる。

 小沢議員に対して、検察審査会は、1回目11人全員、2回目11人中8人の委員が「起訴相当」に賛成した。1、2回目でメンバーが異なるので、合計22人中19人が起訴すべきと判断したことになる。数字的には、まさに「民意の具現化」である。

 それでもなお、私には割り切れないものがある。のどの奥に魚の小骨が引っ掛かっているようで、釈然としないものの正体は、多分、己の生きざまであり価値観のようでもある。

 しかし、確立した制度の前では、個人の思いは無力だ。今後の裁判手続きを注視したいが、起訴から判決までに相当長期間を要するはずだ。早くても、判決が出るのは次回衆議院選挙前後になるだろう。

 それまで、刑事被告人として小沢議員がどういった政治活動をするのかも気掛かりだ。「民意」に対して、今日にも本人が考え方を言明する見込みだ。たった一人の政治家の存亡に振り回される国会も奇異に感じる。それ以上に、難問が山積している政権運営の混迷が危惧される。