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プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★第32回イスタンブールマラソン大会(2/4):スタート前

2010-10-28 09:10:30 | スポーツ

 レース当日(17日)の午前3時過ぎ、大きな雷鳴と稲光で目がさめた。カーテンを開け、暗い空を見上げたら、大粒の雨が降り出していた。坂途中にあるホテル前は、みるみるうちにゴミを洗い流す勢いの濁流と化した。「この分なら棄権だね」と、妻と話し合っていたら、5時半のモーニング・コールが鳴った。

 気が重かったが、前夜配られたおにぎり弁当を食べ、一応、準備を終えた。レースは9時スタートだが、送迎バスがゴール地点からスタート地点へ向かうので、6時40分にホテルを出発し、道順を確認しながら乗り場へ急いだ。084 いつしか雨はあがっていた。087

 スタート地点で、着替え等を荷物搬送用バスに預け、スタート位置へと移動するのだが、勝手が分からず、人の流れに身をゆだねた。スタート時には、すっかり晴れ上がり、深夜の大雨が嘘のようだった。

 日本では見られない光景として、同じ道路上にスタート用アーチが二つ設置されていた。アーチだけでなく、ゼッケン番号から荷物預けの袋や計測用タグ、道路誘導表示線にいたるまで、フルは赤色、15㎞は青色で統一されているのだと気付いたら、戸惑いが消えた。086

「Are you japanese?]」と声をかけられ、振り向いたらギョロ目の男性がニカっと笑った。当然のことながら、周りは全て外国人で、日本人ばかりが目立つホノルルと全く違い、外国のレースに出たと実感した。歓迎の意を込めて、手にしたゴム風船をくれたので、帽子に付けて走ることにした。