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★平和祈念の旅(後編):平和の像

2022-04-14 08:09:43 | 日記・エッセイ・コラム
 平和公園にある「平和祈念象」は、高さ9.7mの青銅製で、銘板に刻まれた製作者の意図は、「天を指した右手は“原爆の脅威”を、水平に伸ばした左手は“平和”を、軽く閉じた瞼は“原爆犠牲者の冥福を祈る”」。

 高校の修学旅行以来、60年ぶりに対面したが、当時の像は、真新しい(1955年完成)輝きを放っており、私は、記念写真を撮るだけの未熟な若造だった。

 さて、公園内にある「平和の泉」を取り囲むように配された「世界平和シンボルゾーン」には、世界各国から寄贈された沢山のモニュメントが並び、それぞれに平和を祈念するテーマが付いている。

 ドイツの「諸国民友好の像」、チェコスロヴァキアの「人生の喜び」と並んで建つ、旧ソ連から1985年に寄贈された「平和」像(2.5m)をみつけた。

 母親が子供を抱いた姿で、親子の愛と平和を表現している。二人の娘の父親として、プーチン大統領は、どう感じるのだろうか?と思いながら、合掌した。