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時悠人chosan流処世術

★ウクライナの現実≠映画

2022-04-04 08:47:29 | 日記・エッセイ・コラム
 ウクライナで撮影されたイタリア映画「ひまわり」が再上映され好評と聞いて、複雑な思いがする。

 舞台は、ウクライナの首都から約500㎞離れた都市で、旧ソ連も制作協力した作品だが、半世紀以上経って、その土地で、ロシア軍が、多くの兵士や市民を埋める暴挙を起こしている。

 企画側は、「戦争とは何か」を問い直してほしいと訴えるが、映画もプロパガンダの一種であり、残酷な現実とダブり、心の生傷をえぐられるようで不快だ。

 戦争とは、虚無であり、「ひまわり」より古い映画「西部戦線異状なし」のエンディングが思い浮かぶ。

 主人公が、戦死した日の司令部報告に「西部戦線異状なし、報告すべき件なし」と記載されたように、戦争は人間を呑み込んでしまう。"(-""-)"

 次回更新は、4月10日の予定。