プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★アイドルタイムもまた楽し

2021-05-26 08:20:27 | 日記・エッセイ・コラム
 腎臓ポリープのCTスキャンをうけるため、絶食で、指定の時間に病院へ出向いた。

 診療科が細分化されている総合病院では、細切れの待ち時間が発生するので、私は、退屈しのぎに、10年近く前に買った愛読書と筆記用具を持参し、思いついたことをメモすることにしている。

 何度も同じものを読み返すので、忘れる箇所が少しずつ減っていく。記憶が、海馬ファイルから、大脳皮質にファイルされていくことを実感する瞬間だ。

 病院内で過ごす時間は、α波が流れるので、決して退屈な時間ではなく、感性がとぎ澄まされ、新たな感動を受けることもある。

 今の私には、新型コロナよりも重要な関心事だったが、主治医の診断は、「ポリープが安定しているので、1年後に再診」で、あっけなく終わった。