プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★観光政策の見直し④(完)IR構想

2020-06-28 07:51:00 | 日記・エッセイ・コラム
 新型コロナの辛い生活を通じて、失ったものが多々あるが、得たものもある。経済活動が停滞した代わりに、排気ガスが減り、青空を取り戻したし、海の透明度も改善された。

 また、家に籠るよりも、外出する喜びをかみしめ、美しい自然環境のなかで、生活する尊さも学んだ。

 そこで、政府が、観光業の目玉に掲げたIR計画を白紙に戻すのではなく、構想からカジノを除き、健康的な滞在型リゾート計画にすることを提案したい。

 熊や猪等の野生動物が生息するゾーンと、人間が居住するゾーンを棲み分けし、農作物の被害を防ぐために、中間帯にキャンプ地やサイリング・ロード、釣り堀などを設ければ、滞在型リゾートの環境が整う。

 従来、人気が高かった観光・グルメ・お土産と盛り沢山の欲張りツアーではなく、のんびり時の経過を楽しむオーベルジュやグランピング等を目指せば、欧米の富裕層が、最も好むバカンスのスタイルになる。

 荒廃した国土を保全すれば、自然災害の防止にも役立つ。アフター・コロナ時代の新生活様式は、工夫次第で、心豊かなものになると確信する。(^^♪