プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★第28回菊花マラソン

2009-11-04 09:14:15 | スポーツ

 11月3日午前2時、昨夜来の強風と雨音で目がさめた。「今日は棄権だな」と思いつつ、ラジオに耳を傾けまどろんでいたら、午前5時になった。

 外へ出てみると、道路は濡れていたが、雨も風も止んでいた。気温は5度で、肌を刺すように痛かったが、体がシャキッとして戦闘モードに切り替わった。昨夜、用意しておいたおでん鍋に餅を入れた朝食をすませ、6時46分発の特急「しらさぎ54号」で武生に向かった。

 不安げに車中から空を仰いでいた妻が、所々に青空を見つけ「これなら大丈夫かも」と、弾んだ声をあげた。いつもは、現地に着いてから準備するのだが、防寒対策のため、車内でレース着に着替えた。

 午前8時30分現在の気象条件は、気温7.5度、湿度71%、北北東の風2.1mと発表された。スタートまでは寒く感じるが、長距離には最適な条件だった。道中、わずかに雨が降ったが、苦にするほどではなかった。

 全体的にフラットで走り易いコースにも拘わらず、並走していた妻が14キロ地点から遅れだし、ゴール後、しばらく動けなかった。これで、2レース連続、同じ状態が続き、「もうハーフは無理かも」と弱気だった。私も同様で、ゆっくりのんびり走りを楽しむために、どうするかを再考する時期に来たようだ。ちなみに、タイムは、私が2時間15分17秒、妻が2時間22分8秒だった。