再読シリーズ。特捜部Qのカール・マーク警部補シリーズ第六弾。特捜部Qが発足し既に7年が経過している。カール、アサドにローセ。そして未だ半人前扱いのゴードンと。今回の事件は17年前のもの。突然カールに地方の警官から助けを求める電話が。断られた警官がピストル自殺し、特捜部Qはその事件を追うことに。スウェーデンの国境に近い島で起こった轢き逃げ事件、その事件を一人追い続け、ついには自殺した警官。鍵となるのは宗教。すべての宗教はひとつ、教祖のもとに信者が集まり、コロニーを作る。その実態、その世界観が物語のもうひとつの柱となる。アサドの謎が少し明らかに。カールの持つ闇?も、そしてローセと特捜部Qの面々の世界が少しづつ見えてくる。といってもまだまだ見えない部分がほとんどで。☆☆☆☆ほ。
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