第三弾、と銘打つが、警察犬マギーとスコットは出てこない。私立探偵エルヴィス・コール、そのパートナーのジョー・パイクの復活第二弾。母親から息子のことを依頼されたコール。息子が窃盗を働いていたことを知る。窃盗グループの三人の若者。それを追う怪しい一味はプロとしての凄みといかれ具合がなかなかのもの。視点が次々と変わりながら、事件は追っかけっこ。おいおい、追いつかれちゃうぞって。コールとパイクのつながりを古い所から知りたい気分。そういえば初登場の『モンキーズ・レインコート』(1989年新潮文庫)は読んだことがある。まだ残っているかも。続編を読んだ記憶は無いなぁ。コールの語り口、気に入ってきたので☆☆☆☆。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます